解離メモ#11 / 記憶にない記憶

急な睡魔で眠りに堕ちた。

ぎゃん泣きして嫌がり叫ぶ女の子。
「やめて!!」

直後にメモるもすでに朧気にしか"夢"を思い出せない。

二度、繰り返し見たのは覚えてる。

何故か遠距離バスのイメージが一緒にある。

何か、忘れてしまった記憶のように思う。

たぶん、昨日祖母の葬儀で親戚にあって、昔の話とかでたから、何かのフラッシュバックかもしれない。

たくさんのものを捨ててやり直したいとしてきた私にとって、親族との関わりはやっぱり堪えるところがある。
昔の記憶は懐かしむよりも、地雷になってしまう。

昨日は結局、ほとんどをるうなが繋いでくれてしのいだ。
るうなは親類とほぼ関わりがないので、祖母の死を悲しいと感じることはなかった。

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