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『ボランティア』って、何なんやろ?

ある人とボランティアのことについて話した。
わたしの思う『ボランティアの定義』とそのひとの『ボランティアの定義』。考えは必ずしも一つとは限らんからズレててもいいんだけど。
不思議だなぁって思ったこと、残すね。 ……

わたしの思う『ボランティア活動』は、近年増えつつある『こども食堂』とか、困ってるひとを救うためにある団体のイメージ。それから、NPO法人とか、どちらかというと【非営利】がメインの活動だと思ってきたし、そんなもんだろなぁって頭の片隅にあった。


でも、その人と話してるうちに、全く違う感じ方に触れられた。その人は、どちらかというとわたしと反対の考えで、「営利があってこその非営利」だと考えてるみたい。

売り上げなしにいいサービスは作れない。
利益があるから更にいいものを作れる。
お客さまに対して、サービスの向上や改善ができる。
むしろ、お金を稼ぐことは、悪いことではないんだと。(そら、詐欺とか、人を騙してまでお金を…ってことになると話は別になってくるけど)

そんなふうに考える、幅の広い視野。
わたしはただ、『困ってる人を助けたい』

ただそれだけだったんだけど。何分、視野が狭すぎたことに気がついた。

そう考えると、ボランティアって一体何なんだってことになってくる。

無償でのサービスなのか、お金をいただいてサービスして、その対価としてちょっとだけ。
赤字覚悟で運営することなのか。
どんなふうなカタチが【正解】と呼べること?
わからなくなってきちゃった。

短大生の頃、特別養護老人ホームでボランティアを(学校側からの参加で)したことあったけど。
あれも、わたし達が参加することで、運営側は結構(一日限りのスタッフに色々教えること)負荷になってんじゃないのかな、とか。ぐるぐる負のループ。考えたくなくても考えちゃう。

でも、そのときの利用者さんの表情を窺うと、とっても幸せそうにしてて…ほぅっと息を吐き出したくなるような何とも言えない幸福感があったんです。

あの体験が忘れられないから
とか
自分はいいからひとを幸せにしたいんだよね
とか

でもそれだけ(良心だけで続けていくサービス)じゃあ生活が成り立たないよ、というような声。

賛否両論あるなかでの、あなたの思う正解は何ですか?

いま一度、お考えいただけると幸いです。

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