わからないから、生きづらい。けど、見え方次第で最強になる!
ある日の土曜日。お昼から職場の方とライブに行った。そのライブではスタッフみんなと会場のお客さんが空気を作る。場所はルナ・ホールで、シンガーソングライター、TAKERUさんのワンマンショー。
「心が叫びたがってるんだ」じゃないけれど…TAKERUさんの思いが爆発してるみたいだった。
「僕は、こうありたい」。
「今日ここにきてくれたみんなに、ありがとうを音楽で伝えたい」思いがぜーんぶ届いたよ!
ここに載せてる写真も、場内アナウンスの方から「今日は写真、動画取り放題です。ぜひSNSで広めてください」と許可があったから「じゃあ、お言葉に甘えて☆」とこうやって筆を取っている笑
今日こうやってライブをしてくださった方も、実は生きづらさを抱える方の一人。
ASDとも呼ばれる、自閉スペクトラム症と共に生きている。
ライブの合間に彼の小さい頃の話を聞く時間があった。
「僕ね、不幸自慢じゃないんだけど…」
と、簡単にはすることがないだろう話もあった。身を乗り出してそれを聞くわたし。
「やっぱり、マイナーな人の、生きづらさの共通項は一緒なんだぁ…」
でも、今は明るく音楽活動をされているTAKERUさん。
そこに行き着くまでにどんなことがあったのかな。
想像するだけで涙が出そうになる。
わたしの過去とも重なる。
人一倍頑張らなきゃ、みんなに追いつけないのであれば…な気持ちも
自分が関わる人全てに自分を認めてほしい気持ちも、全部、その人はわかってるんだと思う。
シンガーソングライターをしたい!
と活動を始めたとき、TAKERUさんはこんなことを思っていたんだって。
「僕が支援を要する人で、彼ら(環境を作る人)が支援者。それは変わらない事実だけど、自分はそう呼びたくないから仲間のことを「birdies」(バーディーズ)って呼ぶことにしたんだ」と。
仲間なのは変わりがないけど、言葉に上下関係の壁がない。それが気持ちいいんだよと言っていた。
「今日はショーだからね、みんなと握手会みたいなことはできないけど…また、会えたらいいな」
とTAKERUさんは観客(わたし達)に言ってくれた。
「後でちゃんとSNS確認するからね!」
みんなの携帯の数だけ、拡散されてるか
チェックするよ!」
会場には笑いが起きた。
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