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「自分がいること」ただそれだけで誰かのために充分なってると気づいた日。(前半)
三月は、出会いと別れの季節。新しい環境に自分を慣れさせようとすればする程、不安に駆られるのは何でだったのかな? 今は答えが見つからないし、どこかに埋もれて見えなくなっちゃったのかもしれないけど、そんな不安を抱える人達や、これからの未来を、不安色や楽しみ色に描く人達に微力過ぎるけどお手伝いできた気がした。
振り返りをここに残すことが、今のわたしにとっての心の浄化で、すごく自分を好きになれる時間だから、どうか最後までおつき合いくださいな。
そのドラマが繰り広げられた舞台は、放課後等デイサービス。
わたしは、デイサービスを「卒業」される方達へのサプライズゲストとして招待されて…
「これから新しい道に進むその人達に、エールを送ってほしい」
と依頼がありました。
ピアノ。ピアノと共に、音楽と共に
「がんばれ!」の声にならない声を届けることができたら…
曲決めから始まった、長い長い道のり。
春、いろいろなことのある季節に相応しい曲って何だろう?
そこから始まり、結構な時間が掛かりました。
春から連想できる曲、ピアノで弾ける曲…
うーん、んー、ああぁ…
始めの始めの第一歩で躓きかけたけど、これとこれ! やっと決まって、次にピアノでの演奏練習が始まりました。
♪ ♪ ♪
ひとりで演奏することじゃない、誰かとのコラボレーションは、想像しただけで嬉しくもなるし、同時に不安も大きい。けれど、達成感はその分半端ないものが味わえる。
伴奏もメロディも楽譜は全部、頭の中にあるから本番いるのは気合いと、誰にも見せない密かな緊張感だけ。
ピアノと出会えたことの大きさは、ちょこちょこと可愛らしく顔を覗かせる🥰
「頭の中が、全部楽譜」のどこがいけないんだろう? って小さいときはよく思っていました。
自分なりのメロディがあって、伴奏があって、即興で「弾いてください」と言われたらできる準備が整っている。
これのどこがダメなの? って笑
でも、全部は流石に無理でも理解できるようにはなった。
一回一回弾くそのメロディ、伴奏、音の強さ弱さが違ってたら、安定した演奏になんないってこと、ソロ演奏ならまだしも、アンサンブルならハモれるところもハモれなくなってしまうってこと。
場合によっては、不協和音を奏でてしまう恐れがあること。
これらを全部見て、「そのほうがいいね」と誰かが判断したから楽譜というものが生まれた。
わたしはそのように考えています。
でも、その演奏会では楽譜は要らなくて…
「Nanaちゃんが思うように弾いたらいいんだよ」「きっとみんなに届くから」
「わたし(歌担当の方)が合わせるから大丈夫」
と、何とも心強い言葉のプレゼントもいただけて…こんなに嬉しいことって、頼りにされてるって思えることって、本当に、心の隅まで染み渡る幸せ。
わたしは、その瞬間、
シャイなりに大きな音で奏でるピアノで
会場のみんなと会話をしていた。
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