㉑【裁判編〜番外の章】郵便物📮恐怖症とはなんぞや⁉️
◎家族の死から裁判に至るまでのお話しは
コチラ⬇︎
まず、
「郵便物恐怖症」って、あまり聞かないワードなので、ほとんどの方が
郵便物恐怖症とは一体何ぞや???
と思うことだろう。
まぁ、この言葉通りに、郵便物が届くことに恐怖を感じるということなのだが…
どうして
この恐怖症になったのかを順を追って
説明していこうと思う。
今と違って携帯のない時代は、
交換日記とか文通などが盛んで、
雑誌などで文通相手を探すコーナーがあって、遠くの見知らぬ人との手紙のやり取りを楽しんでいる人も多くいた。
携帯世代の若者達には、
にわかに信じられない話しだろう…が
ホントの話しなのだ笑。
私は、子供の頃から手書きで文字を書くことが好きで、学生時代は数人の友達と交換日記や文通を楽しんでいた♪
(懐かしいなぁ☺️)
大人になってからも、自らを「筆まめ」と
称するほど、手紙や葉書を書くのが好きで、
レターセットをいつも持ち歩いていたくらいだ。
だから、
「誰かから手紙が届いてないかな〜」
と、ポストをのぞくのが楽しみで
毎日のようにポストをのぞいていた私。
そんな私が!!!
「郵便物恐怖症」になってしまったのだ(><)
それはなぜなのか⁉️
裁判が始まると、想像を絶するくらい多くの書類が郵便で届くようになる。
前の記事で書いたが、
4件の訴訟を同時進行していたこともあって、
大量の書類がポストに届くようになった。
◎4件の訴訟についての記事はコチラ⬇︎
そして、
その時期と並行して、国税局から何度も何度も催促状が届き始めたのだ。
これもまた、
ホントにホントにしつこいくらい
じゃんじゃんやってくる(−_−;)
ここで、
なぜ催促状が届いたのか説明すると…
父が経営していた会社の株に対しての相続税が、
私が相続した現金よりも遥かに高くなってしまい、
私は、
相続税の支払いが不能となってしまったのだ。
(国税庁局とのお話しは、またの記事にて)
母亡き後、父と共同名義で所有していたマンションも、すぐに売却して相続税を支払っても、残り3,000円万以上の未払い金が発生してしまい、
私は、遺産相続後に大きな借金を抱えることになり、その大きな借金を3年間も払えずにいた。
【※具体的な金額を書こうかどうか迷ったが、どれほど自分が負担だったか臨場感を出すために、書くことにした。】
会社経営に全く関係ない私にとって、
株の価値は紙切れ同然であり、
負担の何物でもない。
正直、
「父よ、なんてことをしてくれたの」
「私は、株を相続したことで借金女に
なっちゃったじゃない」
って泣き言も言ったし、
今まで経験したことがないような金額の
借金を背負うことになって
ご飯が喉を通らないくらい
怖くなったこともあった。
こんな状況で、
本当は見たくない裁判書類や催促状、
そして時には、弁護士事務所からの
高額な請求書などなど…
本当は見たくない郵便物ばかりが、
どんどんポストに入るのだ。
裁判書類については、相手方(兄)からの文書などは、弁護士事務所を通して私の自宅まで送られてくる。
ある時は、兄が書いた陳述書が送られてきて、
それを読んだ私は、書類から流れてくる兄からの ”憎悪の念” みたいなものを強く感じ取ってしまい、気持ち悪くなってトイレに駆け込みゲーゲー吐いてしまったことがある。
(人の念に敏感すぎる私の体質は、
こういう時、とても辛い)
この当時、全ては
「郵便」として送られてくる書類が、
私の苦しみを生み出していた。
こういうことが続いて、私はすっかり
「郵便物恐怖症」
になってしまったという訳だ。
だから、郵便配達のバイクの音を聞くだけで憂鬱になって。
そして、この経験は、
今でもトラウマとして
まだ私の心の中に残っているように感じる。
今となっては、昔、楽しみにポストをのぞいていた自分が懐かしい。
また、あの日に戻れるだろうか…と
思いをはせることがあるが…
ゆっくりゆっくり少しずつ、
恐怖症を洗い流しながら、
前に進んでいけたらいいなぁ…と思う
今日この頃(#^.^#)だ。
この自分のトラウマ的な気持ちを書いたことで、少しは楽になったように思います🌈
アウトプットは偉大なり👍