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アダルトチルドレン、パンドラの箱を開けるか、開けずに抱えたまま死ぬか

こんにちは。
内観アートで自分を幸せにする専門家/七井美樹です。


ドギツいタイトルになってしまいましたが、いま私が感じていること、そのままです。


パンドラの箱とは、ギリシャ神話に登場する、あらゆる不幸や災いを閉じ込めた箱です。

パンドラの箱の物語を要約すると、こんなお話です。

最高神ゼウスに作られた美しい人間・パンドラは、神々から美しさや音楽、好奇心など、多くの物を与えられました。

パンドラは、「これだけは開けてはいけない」と言われていた黄金の箱を、好奇心から開けてしまいました。

箱の中には病気や貧困、犯罪、嫉妬など、たくさんの不幸が詰まっていたので、箱を開けたことで次々に飛び出して、地上には不幸が広がってしまいました。

けれど箱の中には、最後にひとつだけ残ったものがありました。

それは、「希望」

だから人間たちは、どんなにつらく苦しいことがあっても、希望だけは持つことができるようになったのです。

「パンドラの箱」の物語・要約


アダルトチルドレンがこれまでの人生で抱えてきたもの、それがパンドラの箱の中身です。

私自身、「何かがおかしい」と感じてきたのに、何も触れられずに生きてきました。

触れたが最後、禍々しいものがどんどん出てきて、自分には手が負えないのではないかと思ったからです。

だから、放っておこう。
なんとかやってこれているから。


けれど、ACという概念に出会って、私はパンドラの箱を開けてしまいました。

あぁもう、いよいよ開ける時が来たのだ、と。


物語と同じように、箱の中からたくさんの、辛く、悲しく、痛い記憶や、ドロドロした感情がたくさん出てきました。

もういいよね?もうないよね?

と思っても、まだまだ、まだまだ出てきます。

ヘビ、ワニ、ドクロ、悪魔、台風、大雨、濃い霧、騒々しい音…


次から次へと出てくるので、本当にイヤになってしまう。


でも、パンドラの箱を開けたことを、まったく後悔していないのです。

本当、イヤになっちゃうけど、それが永遠に続くわけじゃないとわかっているから。


いつか、尽きる時がくる。


その時は、この「パンドラの箱」の物語のように、ほぼすっからかんになった箱の底に、キラリと光る希望があるはずだから。


ACに気づかなかったら。
パンドラの箱を開けていなかったら。

箱を抱えたまま死ぬとこだった。


お化け屋敷並みに心臓バクバクするようなモノがたくさん降ってきても、それでも、パンドラの箱を一生、胸に抱えたまま死ぬことと比べたら、よっぽどいい。


アダルトチルドレンは、パンドラの箱を開けたほうがいい。

開けるとキツイけど、必ず希望がある。


パンドラの箱を開けて後悔しているアダルトチルドレンのみなさん。


それ、開けて正解ですから!

必ず希望があるから。


だから一緒に、「うげ~」とか言いながら、最後は希望という宝石を手にもって、ニンマリしましょ。




自分で自分を癒す「ヒーリングアート」についてはアメブロに書いています。

https://ameblo.jp/miroku-hearingart/entry-12880317080.html


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