その偽りごと愛したいだなんて傲慢なんだと思う

何が本当なんだろう？

私のことも1つもわからないのに。

何が愛なんだろう？

あなたのこと何も知らないくせに。

もし

今まで重ねてきたモノが

『全て僕の嘘だよ』

と優しく笑っても

私はそれごと…その嘘ごと…愛していたいと思うんだと思う。

本当の事なんて何も知らない。

本当のあなただって何も知らない。

私には本当がわからない。

だから

今感じたこの心だけで生きていく。

それがどんなに罪深くても。

それがどんなに愚かでも。

たとえこれが仮初めで

桜の花のように儚く散っていっても。

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現実の私には、到底抱けない気持ちを私は知っている。感じている。
体験していないのに、体験したような胸の痛みに涙が溢れる。
知らないあなたを見つめている。
そんな人間、私にはいないのに。
こんなに、心底、こんなに誰か一人を想えたら
地球人としてはかなり幸福なんじゃないだろうか。
たとえどんなに苦しくて、どんなに悲しくても。

昔は感情を着ていることに気が付かないまま、それが私の気持ちだと信じて、途中で絶望的なほどの違和感に襲われて、怒り狂ったりしていたけど
、今はそんなことしない。

『それがあなたの本心ということは？』

という、面白くもなんともない質問はウンザリ。
だとしたら、あの絶望するような違和感などないでしょう。
何がわかるというの。
本心でもない気持ちを着て、外に出て、きっとそうだと信じて、それが崩れていく瞬間の感覚など、知りたくなかった。

『そんなものはみんなあるよ。大丈夫だよ』

という、どこかズレた慰めもウンザリ。
そんなこと、私が考えないとでも思ってるの？
あらゆる角度から考えて『思い込み』『勘違い』『虚偽の記憶』『拒絶』『愛着障害』『抑鬱』とにかく色んな視点を模索した。
しかし、どれもこれも、違和感しかなかった。
何かが違う。

もしかしたら、問題が真っ黒に染まる手前のグレーなのかもしれない。
私は永遠の灰色なのかもしれない。
でもそれは、誰にもわからないでしょ。
だって、私もわからないんだもの。

けれど。
私は相手の側も模索するのよ。
ウンザリ…する言葉の中に愛があることも、柔らかさなのも、相手側の防御なのも、相手だって心があることも、よく知ってるのよ。
よく知ってるとは思うけど、全部は知らないことも忘れないのよ。
そうやって積み重ねたり、壊したり、眺めたり、組み立てたり、削ったり…
そうやって生きてきた。

たまにどうしても、こうやって外に出したくなって、出して思い知るのよ。
拭えない、埋まらない、違和感。

これは私の気持ち。

他の私達は違うと思う。
誰かの好意をすんなり受け入れて、疑う事もしない私だっている。
騙されてるのをみて、イライラしたりするけど、へらへら笑って『そういうこともあるよ』なんていうもんだから、呆れ過ぎて、怒る気も失せる。

どうして1つじゃなきゃいけないの。

確かな芯はあると思うけれど、私は私と私達なのに。

指が動くままにこれを書いている。
今までのどの記事だって私よ。
ねぇ？私ってどの私だと思う？
でもね、どれもこれも、私なの。

そんなの、他の人もそうだと思うけど、でも、私の場合ハッキリしてる。
ハッキリしてるのに分離なんてしてないんだもの。

だから私は私と私達よ。

誰が、どんなふうに思うかは
その人の自由だと思う。

私はきっとその自由に対して『違うのに』『違和感』『ありがとう』『嬉しい』『ごめんね』とか、自由に思うんだ。

何時も
私達について書こうと思うと、なにかうまく説明できない気がして、下記途中の下書きが溜まってく。
どうして世界に流したいのかだって、誰かに見てほしいとか強く思ってなくて、でも何となくは見てほしいのかな？とか、そうやって、でも？あれ？ってなりながら今もこれは滑らかに指が動いて文字数を重ねて……。

どれもこれも本当だと思いたい。
どれもこれも偽物かもしれない。
でも本当だと思いたい私はきっと本当だと信じる。

凄い勢い…こんなの久々じゃない？昔はよく書いてたのよ。こうやって。

読んでくれた知らないあなたへ。
ありがとう。読んでくれて。

なんだ戯言かって思ったか
それもあなたよねって思ったか

私にはわからない。
ただわかるのは、私はこれを書きたかった。それだけなの。

他の私達はきっとまた、違うこと言う。
その時の私が私を書き綴る。

だから
遊びに来て。

私は私達と
何時だってここに在るのだから。