私の愚かな強さの話。
お前は愚かなのか?
恐ろしい恐ろしいソレは
私にそう問いました。
震える体も
恐怖に支配されそうな心も
溢れる涙も
全部本物。
それなら
心の底で信じている私も
その奥で眠る優しさも
立ち続ける私も
本物だね。
きちんと怖い。
いつだってそんなのは怖い。
怖くて仕方がない。
何度遭遇しても震えて
溢れる涙は止まらない。
それでもそれが
その時のあなたなら
私はそれを知る。
それでもそれが
あなたの一部なら
それ以外を忘れたりしない。
私は私が信じた私の気持ちを裏切らない。
誰かの事を裏切らないのはとても難しい。
だって
透けて見えてはくれないから。
あなたの本当は私の本当には出来ない。
どんなに願ったとしても。
何を対価に差し出したとしても。
でも
私の本当なら
ずっと抱きしめていられるから。
手を離したりしないでいられるから。
震える体も
恐怖に支配されそうな心も
溢れる涙も
全部本物。
そして
愚かだとしても
その前に立ち続ける私も
本物。
いいよ。
信じられなくても。
私が私を信じておくよ。
そうやって
あなたを信じる私を信じる。
だから
大丈夫なんだよ。
そうやって光が生まれる。
そしてそのままの闇を抱きしめる。
私の強さはこの思考にあると思ったり。全部ではないけれど。
闇は闇なだけで、闇は悪じゃないよ。
光がさせばいいわけじゃない。
何でも明るくすれば救われるわけじゃない。
難しいね。
難しいから…
諦めて
愚かにも
目の前に震えたまま立つんだよ。
震えているけど
きちんと見ていたいんだよ。
本当。そういうところが、馬鹿だねって私達と笑うの。
私は私と私達だよ。
乗せてる心は
ストレートでも
私は言葉を纏うから
いつも少し揺らめいて陽炎。
酔うような思考の波間を
漂う電子のくらげ。
心に生まれたものは流れていくもの。
何度でもね。
似たような波でも
同じ波は二度と無いから書いておくよ。
これ
わかんないよね。
いや
わかる人もいるよね。
わかるからいいとか凄いとかじゃないよ。
線の下さ。
眠いまま書きたしてるから
ほんと、中身がなくなりつつある。
なら書かなきゃいいよね。
でも書くよね。
だって私だもの。
白なら色を落としていくよ。
黒でも色を落としていくよ。
たまに強すぎちゃうから
偏らないようにしてはみるけど
生まれてくる心は
止めようがないし
無理に止めても無駄だから。
人間サイズの心の話にすると
なんか怒る人いそうだよねって笑う。
大丈夫。
私の生まれる心は宇宙とおなじだよ。
それは誰にも独り占めできなくて
私だけが抱きしめられるもの。
何人たりとも…だ。
それでも、宇宙に近い
新しい心生まれるあなた達がやっぱり好き。
だと思ったり。
それが私の強さ。
の話。