良い悪いを決めているのは誰か?
食べすぎてしまった時、かつての私は自分を激しく責めていました。
どうしてお腹いっぱいになるまで食べてしまうの?
腹八分目で終わらせないとダメじゃないか
こんなに食べたら体に悪いのに
食べ過ぎるなんて、情けなくカッコ悪くて、自分は卑しいやつだ
食べ過ぎたと思った後、
自分を責める言葉で頭の中が埋め尽くされて。
自分を罵倒して、勝手に自分を追い込んで、
不安と心配を勝手に増幅させていました。
ですが考えてみると、存在しているのは
「食べてお腹がいっぱいになった」という出来事だけであって、
それに「良い」「悪い」の色付けをしているのは紛れもなく自分だけなんですよね。
お腹がいっぱいになることは私にとってはあり得ないくらい悪な事だったのだけれど、他の人にとってみれば別にどうってことない。
なんとも思わない人もいれば、むしろ「沢山食べれて幸せ」と捉える人もいる。
つまり、全ての出来事の善悪を決めるのは自分しかいない。
だから逆を返せば、どんなことがあっても、
自分が「良いこと」と解釈すれば、その出来事は「良いこと」になるわけです。
だから私は、どんなことがあっても「良い」ってことにしちゃおう、と決めたんです。
今まで自分を責める材料にしていたことも、
「良いこと」「幸せなこと」と思い込むことに決めたんです。
全ての解釈を自分が幸せになれる方へ変えることにしたんです。
お腹がいっぱいになるまで食べられて、美味しかったなあ、幸せだったなあ。
食べることができる体があって、味覚があって、自分は超恵まれてるなあ。
好きなものを好きなだけ食べられる自由があって、自分はなんて幸せなんだろ〜
こんな感じで、脳内お花畑にします(笑)
最初はその新しい解釈に慣れてないので、
無意識的に自分責めを続けてしまうこともあります。
だけど少しずつ自分の考えを意識的に変え続けると、
いつの間にか無意識的に、自分が幸せに感じる方へ物事を解釈するようになってくるんです。
起こる出来事を全て良い方に私が捉えれば、
私の世界から悪いことはなくなる。
私が私を責めるのをやめれば、
私の世界から私を批判する人はいなくなる。
自分の世界を作り出せるのは自分だけ。だから自分が住む世界を、
「素晴らしくて幸せな世界」ということにしてしまうと、見える世界が本当に変わってきます。
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