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【はじめての地域取材】これやってみて!大切な9つの心構え

こんにちは、こんばんは。
旅先で出会うワクワクがなにより大好き!ベニです!

文章を書き続けてはや、2ヵ月。だいぶと執筆にも慣れてきた今日この頃。

さてお次はどんなテーマで書こうかなと、のん気に構えていると…。
頭をうーーーーーん、と悩ます課題に直面します。その名も地域取材!!

でも、大丈夫です。ビビらないで…!
これを読んでいるあなたは、先人の失敗談からすこーし地域取材の心構えを学ぶことができるはず。

今回は「事前にすること」「当日にすること」「取材後にすること」の3段階に分けてお話しします。

記事を書いた人| ベニ☺︎
1996年広島県出身、大阪育ち。大学卒業後、地域おこしのイベント企画・運営を経てwebの業界へ。現在はwebディレクターとライターの二足のわらじで「暮らし」に関わるあれこれを発信中。翌日の朝ごはんのことを考えて眠る時間が大好きです。

事前にすること

①準備が命。下調べをしよう。

取材に関する書籍や講座でも必ず言われること、それは事前準備をしっかりしましょう、ということ。

地域においては、自分の住むまちのことを「〇〇の△△が有名ですよね〜」など、話題にしてもらえると実はとってもうれしいもの。

なので、歴史や観光地、有名なものなど基礎情報はしっかり調べて、もし余力があればノートなどにメモして持参しましょう。
ライター感が出て、お相手も「おぉ!こんなに調べてくれたんだ!」と心を開くきっかけになりますし、自分のやる気も出るものです。

次に調べると言っても、どこまで調べたらいいの?と悩むこともあるかと思います。

これは自分の中である程度、仮説を立てられるくらいまで、調べられるといいと思います。

例えば、この地域は柑橘がすごく有名だけど、それって海と山がそろう環境だから成り立つのかな?など。

仮説がいくつかできると、それの答え合わせをしに取材に向かおうと宝探しに行く気分になり、ワクワクしてくるばすです。

②構成を決めておこう

当日どんな質問をするのか、質問リストを作る上であらかじめ構成を大枠だけでも決めておくと、インタビュー後の苦労が全く異なると思います。

もちろんインタビューは台本通りにうまくいかないこともありますが、構成が頭の中にあると、全体像がわかっているので軌道修正がしやすいです。

わたしはインタビューのテーマと質問リストは作ったものの、構成を取材後に考えようとして、「あっ!ここもっと深掘りしておくべきだった…」「この話を使いたいけど、テーマと離れちゃうな、もどかしい…」そんな苦い経験をしました。

もちろん、慣れると後から構成を考えることもできると思いますが、はじめの頃はあまりおすすめしません。あくまでも事前準備が大事です。

③必要な写真をリスト化しておこう

これもとっても大事!!こちらも構成に関わってきますが、この場所では正面、左側面、右側面から撮っておく。人物の場合は、目線あり、なし、アップ、全体など、たくさん撮っておくと書く時に困らないと思います。

とは言っても、現場にいざ行くと取材に写真対応にバタバタすると思いますので、こちらもリスト化して手元にあると安心です。
お料理と一緒。やはり、素材が大事です。

④企画書を送り、趣旨と質問内容の共有を

構成案を考える時、質問事項も準備しておきましょう。もちろん、取材は鮮度が命なので、そのとき聞いたお話で面白いところを深掘りするのも大事ですが、最低限これは聞いておこう!というのを書き出しておきましょう。

そして先方にも事前に共有しておくと、スムーズに進められることはもちろん、「これだけ準備してきてくれたんだ」とお話を聞き出しやすい雰囲気にできるかと思います。

当日にすること

①感謝の気持ちと、楽しみにしていたことを伝えよう

取材相手は「はじめまして」の方が多いと思います。なので、取材を引き受けてくださった感謝の気持ちと、今日お話しできることを楽しみにしていた気持ちを素直に伝えましょう!

この時、質問や仮説がいっぱいあるほど、めっちゃ話聞きたいんです!という温度感を伝えられるかなと個人的には思うので、やはり事前準備は侮れませんね。

②最初に企画趣旨のすり合わせをしよう

当日も事前にお送りした企画書の説明をし、共通認識を持つようにしましょう。もしかすると、先方は忙しくて目を通せていない場合もありますので、アイスブレイクも兼ねて、話しやすい空気感を作りましょう。

③会話を録音をして、聞くことに集中しよう

取材時におすすめなのは、会話をボイスレコーダー(iPhoneでもよし)で録音し、会話に集中すること。

パソコンは開かないほうがいいと思います。ノートに気になった単語などメモを取るのはいいと思いますが、お話いただいている間目も合わせず、ずっとパソコンに文字起こし続けるのは、話す側もさびしい気持ちになると思います。

かといって、じっと目を見つめるのも緊張してしまうと思うので、雑談をするくらい気楽な気持ちで、けれどあなたの話をすごく聞いていますよ!の姿勢を見せることはとても大事だと思います。

あいづちはとても効果的!

取材後にすること

①スケジュールの共有をしよう

記事の執筆が終わったら、先方に内容の間違いがないかを確認していただくフェーズがあります。
なので、ざっくりこういう動きで今後進みますと伝えておきましょう。

・記事自体の締め切りがいつなのか
・初稿はいつ頃に上がる予定か
・写真などの素材をいただく場合、いつ頃までにほしいのか
・チェックバックにどれくらいお時間がかかるのか(締切から逆算して、いつまでには欲しい旨も伝える)

上記を企画書にも記し、そして口頭でも説明できると、この企画のスピード感を共有できるのでおすすめです。

いいものを作り上げるために、協力をしていただく、その気持ちを忘れないようにしましょう。

②何気ない会話も忘れぬうちにメモしよう

インタビュー後もふらっと会話することもあると思います。その会話には、取材時にはなかなか出てこなかった、お相手の人柄が現れることがあると思います。

その時も「録音をしてメモをして」とすると身構えてしまうと思うので、こころのノートにメモをしておきましょう。

執筆の際に、そう言えばこんなことを言っていたなと、温度感を付け足すエッセンスになること間違いなしです!

③感謝の気持ちをメールでも伝えよう

地域取材を直接自分で依頼する場合は、取材後もできれば当日中にお礼のご連絡をしましょう。

貴重なお時間を頂いているのと、執筆後に先方チェックがあるので、連絡を普段からよく取るものでご挨拶すると、スムーズに今後もやり取りができると思います。

例えば、メールで取材前はやり取りしていたけど、本当はLINEなどの方が返事しやすいなど。先方に合わせて使い分けできるといいと思います。

おわりに

これから地域取材を控えている方へ。
はじめは緊張するかもしれません。ですが、準備さえしっかりすれば大丈夫。

これってどうした方がいいかな?と迷うことがあれば、自分に置き換えて、こうしてもらうと嬉しいな、助かるなと想像してみてください。

最後に一番忘れてはいけないこと。
それはインタビューを楽しむ気持ち。

空気や温度感は必ず伝染します。当日を楽しむために、何度も言いますが準備をしっかりしておきましょう。

あなたが素敵な地域取材をできること、応援しています!

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