【ショート】愛しい、疎ましいが同居するもの
誰もが自分の親を、パートナーを、子どもを、兄弟姉妹を、家族を多少は疎ましいと感じることはあるのでは無いかと思う。
近過ぎるあまりその存在が辛くなることもあるかも知れない。
今日は自分もそう思ったし、他人を見てああそう思ったのかなとも思った日だった。
愛しく思う日もあれば
イライラの種にもなるようなひどく両極端な存在は他にあるだろうか。
自由を振り翳し泣き叫びまくる子どもたちと
これまた自由に私を振り回す実母と
中庸を決め込んで鷹揚に振る舞う夫に
ギぃーーーーーとなった為眉間のシワがまたひとつ深まったような義実家への帰省であったが、
イライラで一日が締まるのはどうにも残念なので
とりあえずこの人たち(家族)が存在していることに感謝してみようと思った。
そんな夜。
秋も深まった首都近郊から明日、夏の気温のような南の島へと帰ります。
無事辿り着けますように🏝️
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