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【母と娘のパリ日記-6】サンジェルマンデプレの雑貨屋さんめぐり
母と娘のパリ日記。
すべて忘れたくないほど、楽しかったパリ旅行。
いつか「こんなことがあったね」って
この日記を見て、母と懐かしく思い出せるように
楽しかったこと、困ったこと、出会った人たちのこと
ほかの人から見たら、それいる?って情報まで
私たちにとって大切な思い出を記録します。
あたたかく見守っていただけると嬉しいです。
前回は、オペラガルニエを見学してから、セーヌ川クルーズへ行った。
パリに到着して2日で、観光名所の大半を巡ることができた。
今回は、サンジェルマンデプレで雑貨屋さんめぐりをしたお話。
雑貨屋さん以外、なにも調べていなかったけれど、
パリの日常を垣間見たり、日常の中に現れる歴史的な建物
美しい公園に偶然出会い、さらにパリへの想いを膨らませた。
今日から始まるパリオリンピック。
わたしたちがパリに行ったのは1か月前だけど、すでに恋しい。
いろんな競技、会場から少しでもパリの雰囲気を感じられたらいいな~。
今日はツアーや観光の予約をなにもしていない。
つまり1日中フリー!
観光よりもお買い物が好きな母と娘が
ずっと楽しみにしていた日だ。
まずは朝ごはんを食べに行こう!
クロワッサンとパンオショコラを求めて
いろんなお店のクロワッサンとパンオショコラを
食べてみたかったので、今日はあえてホテルの朝食はパス。
行ってみたかったブーランジェリーは、
今日の目的地から少し離れてしまうので
ホテルから徒歩圏内にあるブーランジェリーを求めて
朝の散歩がはじまった。
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時刻は8時過ぎ。6月中旬のパリの朝は、肌寒い。
まだ開いていないお店も多く、なかなかブーランジェリーが見つからない。
またしてもGoogle Mapで調べて、
近くにあるブーランジェリーへ向かってみた。
文明の利器、GoogleMap様様だ。
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雲ひとつないほど、すっきり晴れ渡る空。最高に気持ち良い。
しっかり景色を見ながら歩いていたのに、おっと行き過ぎた。
気が付くと目当てのブーランジェリーを通り過ぎていた。
すこし戻って、八百屋さんやお肉屋さんがある通りに入ると
クロワッサンの良い香りがしてきた。
こちらが本日最初の目的地
Boulangerie-Pâtisserie Terroirs d'Avenir
Google Mapの評価がとても高いので、ワクワク!
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ショーケースの中には、クロワッサン以外にも
おいしそうなパンがずらり。
だけど初志貫徹で、クロワッサンとパンオショコラを買った。
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まだほんのり温かい。こんなの我慢できないよ!
お店の前のテーブルが空いていたので、さっそく食べてみた。
クロワッサンは、バターたっぷり!
たっぷりバターのおかげで、ずっしりしっとりした感じ。
パンオショコラは、生地はサクサク、チョコはとろりで美味しい!
食べ進めるうちに、ポロポロこぼれてしまうのがクロワッサンの運命。
クロワッサンを上手く食べる方法はあるのだろうか。
手も口も、クロワッサンとバターまみれになりながら食べた。
クロワッサンと格闘している間にも、お店には続々と人がやってくる。
ついには並び始めた。
自分たちが並ばずに入った後に、並び始めるとなんだか優越感がある。
さながら客寄せパンダだ。
お店に来る人は観光客というより、近所に住んでいそうな
ラフな感じの人が多い。
バゲットだけを持って帰ったり、
帰りながらクロワッサンをかじっている人もいる。
ここに生きるってどんな感じだろう。いいな~。
クロワッサンもパンオショコラも、高価なものではない。
だけど、パリの朝の風を感じながら食べるだけで、最高級品になる。
【何を食べるか】より、【誰と食べるか】が大切だと思うが、
それに加えて【どこで食べるか】も大切なんだな~。
フランスの定番スーパーはしご
朝の腹ごしらえを済ませ、また街を歩き始めた。
まだ時刻は9時前。開いているお店が少ない。
とりあえず近くにあったスーパーFranprixに立ち寄った。
Franprixはまさに現地スーパーといった感じで、
生鮮食品からお惣菜、日用品まで幅広い品ぞろえ。
スーパーを見ると、現地の生活が見えてきて面白い。
また陳列方法も、日本と全然違う。
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日本のように、平型の冷蔵ショーケースはほとんどなく、
だいたいのものが冷蔵庫に立てて入れられている。
あとチーズやハムの種類が多い!!
そして今回一番感じたのは、bio製品が多い!
bioとは日本でいうオーガニックのこと。
さすが美食の国フランス。食へのこだわりを感じる。
野菜はもちろん、ハムやチーズ、お菓子まで幅広くbioが浸透していた。
マルシェでも思ったけど、
こんなところでお買い物して、自分でお料理してセーヌ川のほとりで
ピクニックできたら、どんなに気持ちがいいだろう。
いつかパリで暮らすように過ごしてみたいと夢が広がった。
さてパリ散歩を再開。
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これはなんの建物だろう?
駅かと思ってGoogle Mapで調べてみたけど、分からなかった。
どの建物も歴史がありそうで、美しい。
少し歩いたところで、またスーパーを発見。
次はMonoprixだ。
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今回入ったのはMonoprix Sebastpol店。
わたしたちが今回出会ったモノプリの中では、
比較的規模の大きい店舗だった。
1階は洋服、日用品、生鮮食品
2階は子供服、雑貨(キッチンやガーデニング)、下着、おみやげ
などが入っていた。
スーパーで売っている洋服と聞くと、
部屋着として着るような服を思い浮かべるかもしれない。
しかし、さすがフランスのスーパー。
モノプリの洋服は、デザインがおしゃれで可愛い。
普通に街中で着られるようなデザインだ。
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価格も、しっかりスーパー価格なので手が届きやすい。
母もわたしも、観光客丸出しだが
エッフェル塔のデザインやParisと書かれたTシャツをゲット。
日本で「東京」や「相撲」と書かれたTシャツを着てる感じかな。
そう思うと少し恥ずかしい気もするが、日本で着れば怖くない!
ほかにも、エッフェル塔や凱旋門、ムーランルージュなどの
モチーフがたくさんプリントされた折り畳み傘や、
最近のフランス土産の定番になっているエコバックなどを購入。
結局、このモノプリが楽しくて40分近く滞在した。
そろそろ10時になる。
本当はマレに行きたかったのだが、
昨日のUberの運転手さんが、「デモがあるから危険」と教えてくれたので
今日は、サンジェルマンデプレあたりの雑貨屋さんめぐりをする。
サンジェルマンデプレ、ビビッときた!!
10時開店のお店を目指して、出発。
今日は地下鉄で移動してみることにした。
Réaumur - Sébastopol駅から、Odéon駅へ向かう。
乗り換えもなく、慣れてしまえば気楽なものだ。
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Odéon駅を出てすぐ、街の雰囲気が変わったことに気が付いた。
なんというかオペラあたりより、少し郊外のような感じ?
生粋の関西人なので、関西で例えると
オペラあたりが三宮なら、サンジェルマンデプレは芦屋や岡本のような
少し高級感があって、背筋を伸ばして歩きたくなる街。
東京なら広尾とかになるのかな?
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このサンジェルマンデプレの雰囲気、すごく好きだ。
一瞬でビビッと感じた。たまらない。もうこの街に住みたい!!
わたしは自分の地元が大好きで、生まれも育ちもずっと同じ街。
自分の街以外には、住んだこともないし、あまり興味もない。
日本で唯一、地元以外で住んでもいいな~と思ったのは鎌倉だけ。
だけど、自分の地元以上に心惹かれる街に出会ってしまった。
それがサンジェルマンデプレだった。
今回は数時間しか滞在していないから、そう思うだけかもしれない。
この感覚を確かめるためにも、
次回はサンジェルマンデプレのアパルトマンで暮らすように
滞在してみたい。
やっと出会えた救世主
ワクワクが胸から飛び出しそうだが、
その前にひとつ解決しておきたいことがある。
初日に悩んでいた、唇の乾燥問題だ。
パリに着いて3日経つのに、まだリップクリームを買えていなかった。
というのも、初日は開いているファーマシーを見つけらず。
2日目の昨日は、オペラガルニエに行く前にファーマシーに寄って
リップクリームをレジまで持っていって、もう買う寸前だった。
しかし、わたしの前にお会計をしていたアジア系観光客が爆買いしていて、
しかもその家族が、どこからかどんどん商品をかき集めてくる。
わたしは1本のリップクリームを買いたいだけなのに、何分かかるのか。
そうしている間にもオペラガルニエに行く時間は迫ってくる。
もう我慢できない!とリップクリームを諦めて、今に至る。
たかがリップクリーム、されどリップクリーム。
ヒリヒリ唇で、わたしのQOLは爆下がりだ。
Odéon駅を出ると目の前に、開いているファーマシーを発見!
母を置いて駆け込んだ。
そこでわたしを救ってくれたのが、このリップクリーム。
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パリオリンピック柄のいちごの香り付きリップクリーム。
幸い開店直後で、ひとが少なかったのですぐに買えた。
このリップクリーム、塗り心地も抜群。とても気に入った!
いましかないパリオリンピック柄なので、
ばらまきみやげに欲しかったのだが、このあと見かけることはなかった。
サンジェルマンデプレの雑貨屋さんめぐり
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*Sabre【キッチンウェア】
さて唇も潤ったところで、
最初の目的地は、Sabreというキッチンウェアのお店だ。
10時の開店時間とほぼ同時に入店。
お店は大きくないし、品ぞろえがたくさんあるわけでもない。
だけど、上品でポップなカトラリーが置いてあり、
色も柄も同じものはない。
この色が2本欲しいとか、この柄の色違いはあるの?とか聞いてみたが
いまお店に出ているものしかないということで、まさに一期一会。
そのときに出会えたもので、自分なりに組み合わせていく楽しさがある。
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じっくり厳選して、
サーバーセット、スプーンとフォーク、ティースプーンを買った。
どれもデザインが可愛いだけじゃなく、使いやすい!
特にティースプーンは毎日のように使っている。
ヨーグルトを食べるときなど、舌触りがなめらかでお気に入り。
またパリに来るたびに、少しずつ集めていこう。
Sabreを出て、次のお店に向かう。
だいたいのお店が11時オープンなので、まだ少し時間がある。
ゆっくりサンジェルマンデプレの街並みを楽しみながら行こう。
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すこし開けたところに出てきた。
ここはオデオン広場というらしい。
オデオン座という歴史ある劇場の前にある。
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こちらがオデオン座。
この日記を書くにあたって、調べ直してみると
とても歴史ある劇場らしい。
先日の日記でも登場したコメディフランセーズの劇場として開場したそう。
この劇場の歴史には、マリーアントワネットやナポレオンも登場する。
すごい…!そんなすごいところと知らずに遭遇できたのはラッキー。
このオデオン座の前で、Googleストリートビューの車と遭遇。
パリでGoogle Mapデビューしたかも!?
2024年7月25日時点では、まだ私たちの姿は載っていなかった。
今後の更新に期待!
パリの日常への憧れ
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開店準備中のお店や、アパルトマンの中庭をのぞき見。
日本にもおしゃれなお花屋さんはある。
だけど、なんだかおしゃれに見えるのは
わたしのパリへの憧れが色眼鏡になっているのか?
アパルトマンの中庭だって、なにも特別ではない。
綺麗な色のお花があるわけじゃないし、
木を綺麗に剪定しているわけでもない。
なのに、どうしてこんなに絵になるのだろう。
これもやはり、わたしの色眼鏡なのか?
わたしの住む街も観光地が近く、
観光客が目をキラキラさせながら歩く姿をよく見かける。
こんなまなざしで見てもらえる街なのだと思うと、すこし誇らしい。
だからこそ、トイレットペーパーやネギが飛び出た袋を持って
その視線の先を歩くのは、夢を壊すようで申し訳ないと思っていた。
でもパリに来て、わたしたちの街に来ている
観光客の気持ちが分かった気がする。
その街のひとの日常の景色も含めて、憧れなのだ。
そして美しいのだと。
リュクサンブール公園
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ひと際目を惹く建物を発見。リュクサンブール宮殿だ。
宮殿の前には、映画のセットに迷い込んだかのように
美しいリュクサンブール公園が広がっている。
雑貨屋さんとレストラン以外、観光の情報をまったく入れずに
サンジェルマンデプレに来ていたのだが、偶然にも出会えた。
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わたしたちのような観光客のほか、ブランチをしている家族
ランニングしているひとたち、太極拳をしているムッシュたちなど
多くの人の憩いの場になっていた。
なんて気持ちのいいところなのだろう。
普段は自然より都会派だが、この美しさには圧倒される。
いつまでもこの広い青空の下、清々しい緑と心地よい風に包まれていたい。
こんなに気持ちのいいところがあると分かっていれば、
近くのカフェで、クロワッサンとカフェラテを買ってくればよかった。
これもまた次回叶える夢としよう。
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リュクサンブール公園の裏で、オリンピックのポスターを発見。
色使いが、なんともおしゃれ。
*Marin Montagut【雑貨屋】
時刻は11時すぎ。やっとお店が開き始めるころだ。
リュクサンブール公園から徒歩5分ほどのところにある
Marin Montagutに到着。
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Theパリって感じのトリコロール柄やクロワッサンのほか、
ハートやフルーツが描かれた雑貨もあり、可愛い系が好きな人には
ぴったりなお店。
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グラスたちが壁一面に並ぶ姿が可愛くて、母と大興奮しながら見ていたら、
写真撮っていいよ~と店員さんに言ってもらったので、
お言葉に甘えて撮らせてもらった1枚。
手描きらしく、同じ柄でも少しずつ表情が違うので
ひとつずつじっくり眺めた。
トリコロール柄のワイングラスが欲しかったのだが、
まだこれから何件も雑貨屋さんに行く予定があったので、
途中で割ってしまったら悲しいな~と思い、諦めた。
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ほかにも、エッフェル塔柄のスカーフやクッションカバーなどもあり、
とても悩んだが、我が家のソファに置くには少しラブリーすぎたので
もっとビビッと来るものに出会うまでは、我慢することに。
*Ines de la Fressange Paris【アパレル】
次に向かったのが、Ines de la Fressange Paris。
またこの記事にリンクを貼るために調べて気づいたが、
ユニクロとコラボしていた、あのイネスだったのか!!
フランスっぽい、シンプルで上質、おしゃれな服やバッグが
お上品に並んでいた。
お店に並ぶアイテムの色も白、黒、紺、赤などが多く
落ち着いた雰囲気のお店に
すこし緊張してしまい、写真は撮り損ねた。
赤い革の小さなショルダーバッグが可愛くて、欲しかったのだが
お値段が可愛くなく、悩む隙も与えてもらえなかった。
くぅ~、憎き円安だ。
またしても、なにも買わずにお店を後にした。
Le Relais de l’Entrecôte【フレンチステーキ】
時刻は11時40分。
近くに狙っていたステークフリットのお店がある。
いま急いで行けば、開店の12時に間に合うかも!
母とステーキめがけて、短い脚をフル回転で向かった。
お目当てのお店【Le Relais de l’Entrecôte】に11時50分頃に到着した。
お店の前は、すでにすごい行列。これはかなり並ぶかもな~。
でもすでにステーキの口になっていたので、並ぶことにした。
開店の12時。列が動き始めた。
一組ずつゆっくり案内されていく。
開店して15分。ついにわたしたちの番だ!
無事に一巡目で入れた。
思っていたより店内は広い!
というか、テーブルの間隔がめちゃくちゃ近い。
案内された席に行くと、店員さんがテーブルを引いて待っている。
わたしが奥側の席に座ると、そのままテーブルでグイっと押し込まれた。
一度座ると、食事が終わるまで立つことは許されない。知らんけど。
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これはフランスあるあるなのだが、
どのお店もテーブル間隔が狭いので、常に相席状態だ。
でもこのお店は、群を抜いて近かった。
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席に着くと、お肉の焼き加減とドリンクを聞かれる。
このお店のメニューはステークフリットしかない。潔い。
焼き加減は事前に調べていたので「アポワン!」と元気に返事。
アポワンは、ミディアムレアのこと。
困ったのが、ドリンクだ。
手書きのドリンクメニューではGoogle翻訳がなかなか機能しない。
なにがあるのかも分からないし、定番のコークに逃げるか。
ふと隣の席を見ると、ブロンドの可愛らしいフランス人兄弟が
オランジーナを飲んでいた。
店員さんに「これ!」と指さして注文。
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オランジーナと共に、サラダがやってきた。
くるみが乗ったこのサラダ。マスタードがツンと効いていて美味しい。
日本に帰ってからも、この味が忘れられず、
ワインビネガーとマスタードとお塩などを合わせて試してみたが
うまく再現できない。またパリに行って研究するしかないな~。
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メインのステークフリットが到着した!
ステークフリットとは、フランス定番メニューで
フレンチフライが添えられたステーキのことだ。
このお店では、シルバーの大きなお皿に
ステーキとフレンチフライが乗ってきて、店員さんが器用に分けてくれる。
サーブしてくれる様子を撮り忘れてしまったが、
店員さんの慣れた手つきはショーを見ているようだったので、
パリに行ったら、実際に見てほしい。
このお店のステークフリット、これで終わりではない。
なんとステーキがもう一度届く。
このステーキ4切れを食べ終わるころを見計らって、
店員さんが焼きたてのステーキをまた4切れ持って来てくれる。
つまり、1人前を2回に分けて持って来てくれるので
温かいままステーキを楽しむことができるわけだ。
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ステーキは、日本のお肉のようにとろける柔らかさではないけれど
お肉を食べてる!!と満足感のある、ほどよい硬さで
うまみをしっかり感じられる。
このグリーンのソースは、何が入っているのか分からないけれど
すこし酸味があって、見た目よりさっぱりとしていて美味しい。
フレンチフライも、見た目より軽くてサクサク食べられちゃう。
1回目のステーキを食べ終わるころに、何もオーダーしなくても
2回目のステーキを持って来てくれるおかげで
間延びせず、最後まで美味しいまま食べられた!
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お隣のフランス人家族が、美味しそうなタルトを食べていたので
おなかに余裕があれば私たちもデザートを食べてみたかったけど、
わたしたちはステーキでギブアップ。
次回はプロフィットロールを食べるんだ!!
大満足のステークフリットランチだった。
おなかを満たしたので、またお買い物に戻ろう。
この続きは、また次回。