見出し画像

野草食日記 78 梅に赤紫蘇を入れました

ご近所に住むチコさんから、近くで野菜を作っているNさんを紹介してもらったのが2週間ほど前のこと。
その時に梅干し用の赤紫蘇を分けて欲しいとお願いしておきました。

勿論、八百屋さんでも時期になれば赤紫蘇は手に入ります。
でも、採れたての、しかも出来るだけ自分が暮らす地域の素材で梅干しを作りたいと思っていたので、ほんとタイムリーに紹介していただいてよかった。

買い物に行く時、毎回すこし回り道をして赤紫蘇の育ち具合をチェック。
先週、運良くNさんに会えて話をしたら、6月末頃だったら、いい感じに育っているんじゃない?!というので、昨日、また買い物帰りに立ち寄ってみました。

赤紫蘇下さい!と声をかけると畑の奥の方からNさんが近づいてきて、何キロ漬けるの?、どの紫蘇がいい?!と聞きます。

チリチリした葉のちりめん紫蘇、昔からあるという丸葉の紫蘇。
ちりめん紫蘇のほうが葉は柔らかなんだけどね、と教えてくれましたが、せっかくなので、昔ながらのものを下さいと答えました。

一本ちりめん紫蘇も持って行きなよ、2キロ漬けるんだったらこのくらいかなぁと量を見計らって持たせてくれたNさん。
家に帰りネットで調べると紫蘇は梅の量の10パーセント、茎から葉を外し測ってみたらおよそ225g。
Nさん、ナイス!

紫蘇の18パーセントの塩を2回に分けて揉み込み、出てきたアクを捨てると書いてあったのですが、間違えて全部の塩を入れちゃった。
仕方ないのでよくよく揉んで、2回分のアクを1度に出すイメージで。

アクは鮮やかな紫キャベツのような色です。
それが、梅酢と合わさると赤紫に変化。
面白い。

紫蘇は半分をカリカリ梅用に、残りを普通の梅干しに利用しました。

昨日漬けた時点。
左が紫蘇を入れた梅干し、右が白梅干しです。


いいなと思ったら応援しよう!

なな艸 (ななくさ)
野草の勉強や観察会のために使いたいと思います。