「100のドラマから」笑うマトリョーシカvol.2
謎がドンドンと深まるマトリョーシカ。
第2話終了しましたが、皆様見られましたか?
第1話の考察を見られていない方は、以下からご覧ください。
さて、第2話が終わりましたが、謎がドンドン深まりましたね…
もし、まだドラマを見ていない方がいらっしゃいましたら、まずは、ドラマを見てから、お読みください。
まずは、第2話の印象的な言葉
僕はもう二度と大切な人を失いたくないんだ。
鈴木(玉山鉄二)の交通事故後、病室のベッドで鈴木に意識が戻ったときに、清家(櫻井翔)が鈴木の手を握って発したセリフです。
第2話の中で、道上(水川あさみ)は、清家の小説と論文の中から、「演技がかっている」文章と、「素の」文章の2種類を見つけます。
この、「僕はもう二度と・・・」のセルフは、確実に前者である「演技がかっているセリフ」に見えました。
また、”二度と”とありますが、”一度目”は誰の死を表しているのでしょうか?
”武智議員” ”和田島” ”その他の人物”
”その他の人物”となると、容易に想像できるのが、大学生時代の恋人”美恵子”(田辺桃子)。過去には存在しますが、現在にはまだ、出てきていません。
鈴木は、清家からこの言葉を受けた後、おそらく、”武智議員”のことを思い浮かべ、鈴木は、清家から信頼を受けている事を確認したような安心した表情を浮かべました。
なんとなく、清家いう”一人目”と鈴木が受け取った”一人目”は異なる気がします。
1.縦筋 清家と鈴木の確執はあるのか?
第2話では、清家と鈴木に確執があるように描かれました。
清家が道上の取材を相談なく許可したこと
鈴木の交通事故
ただ、鈴木の指導の下、清家が演説を行っている過去現在の場面が描かれ、”確執がある”、ともまだ言い切れないと私は感じています。
2.縦筋 一連の交通事故の因果関係
第2話までに、交通事故が3つ発生しています。
1.”武智議員” 2.”道上父(渡辺いっけい)” 3.”鈴木”。
1番目2番目の事故には、共通点が多くあります。
犯人が無職であり、過労による居眠り運転中の事故であること
犯人は無職でありながら、高額の賠償金を支払う意思をすぐにしめしていること
3つの交通事故に関連がある、もしくは、同一人物が裏で起こしている、など因果関係があるかのように描かれています。また、いずれも、事故後に得をしているのは、清家一郎。
さて、今後、今以上に因果関係が強まる事実が見つかるのか、また、他の交通事故が起きる、もしくは、あった事実が示されるのかを注視したいと思います。
3.縦筋 ”ハヌッセン論文”を道上に送り付けたのは誰か?
第1話で道上の元に清家が大学時代に書いたとされる”ハヌッセン”論文が送られてきました。
また、第2話で、道上に送られてきた”ハヌッセン”論文は大学3年生の課題であり、4年生の卒論では、”ハヌッセン”を否定する3年生時の論文とは真逆の意見を唱えていた事も分かりました。
そこで、清家が大学3年生時に恋人になった、”美恵子”にスポットが当たありました。論文が真逆になってしまう影響を与えたのは、その当時恋愛関係にあった、”美恵子”の影響ではないか?となった訳です。
この辺の真相はまだまだ、分かりませんが、この論文を道上に送ったのは誰で、なぜ送り付けられたのか?がとても重要に思いました。
道上の考えでは、「鈴木と袂を分かちたい事を伝える為に清家が道上に送った」、と解釈されていましたが、それは、違うように思います。
その考えを、道上が清家にぶつけるシーンがありましたが、清家は真に驚いているように見えました。清家の表情には、明らかに”驚き”が見えました。また、その直後に清家専門記者を外された事を考えると、論文には清家が触れてほしくない何かが書かれているのでは?と私は考えています。
4.縦筋 謎の女(高岡早紀)は誰か?
清家の同級生佐々木(渡辺大)が、清家が道上の担当記者にしたことを、謎の女(高岡早紀)に伝えているシーンが映りました。
相関図にある高岡早紀がようやく移りましたねwww
謎の女が重要人物である事は確かですが、美恵子(田辺桃子)と同一人物とはならない気がします。年齢的に・・・。
どちらかというと、清家の母親の年齢帯かと思われます。
どちらにせよ、謎の女が、清家の敵なのか味方なのか?ポジションが重要ですね。
第2話ですが、まだまだ、謎が増えてくる印象です。
政治家を演じる櫻井翔君はとてもピッタリだし、また、気味の悪さも存分に演じ切れています。
第3話、ますます期待ですね。