「100のドラマから」潜入兄妹 第3話直後感想【似而非】
第3話は、【似而非】。
”えせ”と読むんだそうです。
3文字熟語
潜入兄妹では、各回、CM直前に1つの漢字が映り込むタイミングが3回あります。
つなげて読むと、過去3回、全て、意味のある漢字になります。
第1話は「転」「退」「不」
第1話を後ろから読むと、【不退転】(ふたいてん)となります。
題は「兄妹、潜る。」
第2話は「味」「連」「外」
第2話を後ろから読むと、【外連味】(けれんみ)となります。
題は「兄妹、欺く。」
第3話は「非」「而」「似」
第3話は後ろから読むと、【似而非】(えせ)となります。
題は「兄妹、嵌る。」(はまる)
逆さ文字にしている理由【倒福】
文字は、全て逆さに書かれており、順番も逆さです。
中国には、「倒福」という文化があり、「福」という文字を逆さにして福を祈願するんだとか。
潜入兄妹は、横浜の中華街をモデルにしており、中国の風習を取り入れているのかもしれません。
三文字熟語の意味は、各話のイメージを表しているだけで、「つなげて読むと意味がある」といったような、広がりはなさそうです。
第4話は、どんな三文字熟語になるのでしょうか?
第3話あらすじ
オレオレ詐欺名簿獲得の依頼
詐欺集団・幻獣の幹部、朱雀(白石聖)から、オレオレ詐欺の名簿5000名を獲得するように指示を受ける、渡良瀬兄妹。
今回の名簿獲得は、殺害された名簿屋・黒部の弟子・「重信」と競争になり、価値が高い方が500万円という賞金がつく。
貴一(竜星涼)たちは、オレオレ詐欺の名簿ではなく、起訴前の犯罪者の名簿を横浜地方検察庁から盗み出し、優位に立とうとする。
だが、検察庁内で検察官に扮した「重信」に出し抜かれ、あわや警察に捕まりそうになる。
また、「重信」は、貴一たちを出し抜き、「起訴前の犯罪者名簿」を検察庁から盗み出す事に成功する。
あざやかなコンゲーム
「重信」は、朱雀からの連絡を受け、名簿をクラウンベイホテルの901号室へ持ってくるよう指示を受ける。
901号室に着いた「重信」は、初めて朱雀に面会。
自信ありげに、「起訴前の犯罪者名簿」のデータが入ったUSBを朱雀に手渡し、朱雀は、PCで確認。
「いつもの口座へ入金する」という言葉を聞いて、「重信」その場からは立ち去った。
だが、実は、「重信」が会ったのは、朱雀に扮した芦田(呉城久美)。USBを受け取った芦田はデータをクラウドに保管。
同時に、本物の朱雀と貴一は同ホテルの1001号室で接見しており、芦田がクラウド上にアップした「名簿データ」を朱雀に手渡して、貴一たちの勝利となった。
そのころ、ホテルの1Fロビーでは、「重信」が入間(及川光博)たち警察に逮捕される。名簿屋・黒部を殺害したのも「重信」であった。
次は、白虎からの課題
第3話ラストは、2話まで同様、「最悪だ!」。
貴一たちが部屋に帰ると、白虎がいた。
白虎は、「おねだり女子」が男と会わずに恋愛感情を抱かせカネをだまし取るロマンス詐欺のプロ。
その白虎がAIを使って開発中のロマンス詐欺プログラムを”まりな”に盗み取られてしまう。
そのプログラムを奪うよう貴一たちは指示され、第4話へつながっていく。
ちなみに、白虎は黒谷友香さんと判明。
縦筋を考えよう
オレンジパーカー男は芦田の背後に
毎話、オレンジパーカー男が出現。
オレンジパーカー男は、渡良瀬父・貴司(平田周平)の殺害現場にいた男。
今回は、朱雀からの報酬を受け取った”ハコ”メンバー打ち上げの後、芦田を背後から追う(?)男性の後ろから芦田と逆方向に歩く形で出現しました。
オレンジパーカー男が芦田と関係があるかのように、ミスリードしている感じでした。
土器若菜は母と死別
一方、若菜(岡井みおん)は、母と死別し、父は飲んだくれという家庭環境にいるようでした。
若菜が詐欺グループ・幻獣オーディションに参加したには、何か理由がありそうです。
次回は青龍が判明か
毎話、幻獣幹部の正体が明かされていますが、次回は、「青龍」。
HPの「清龍賓館」の看板が点滅してクリックできます。
SNS等では、桐山漣さんとの声が多そうです。
その他の進捗はなし
渡良瀬父・貴司はどうして殺害されたのか?
警察が渡良瀬兄妹に隠している内容とは?
鳳凰とオレンジパーカー男の関係は?
警察内部、ハコ内部の裏切り者は?
などなど、探りたい内容は様々ありますが、今回は余り進捗なしでした。
まだまだ、楽しみですね。
第1話、第2話の考察も書いていますので、ぜひぜひこちらから。