「１００のドラマから」潜入兄妹 第８話視聴後感想【南無三】
第８話 【南無三】
第８話は、【南無三】でした。
題名は、「兄弟、謀る」。
南無三 な・む・さん
南無三宝の略。仏・法・僧の三宝に帰依する意。三宝に呼びかけて、仏の助けを求める語。
驚いたとき、失敗したときなどに発する語。しまった。なむさん。
渡良瀬兄妹（竜星涼・八木莉可子）は、九頭龍一味・信濃（篠田麻里子）を捕まえるために、策略を練りましたが、逆に、信濃につかまってしまう回となりました。
兄妹が、「謀ったが、なむさん」となる、第１話と同じく、騙されて終わる回でした。
第８話のあらすじ
優貴が白虎に変装して医療診療詐欺
幻獣、九頭龍の両巨大詐欺グループを捕まえると決意した貴一（竜星涼）は、九頭龍の部下・信濃（篠田麻里子）をおびき出す計画を立てる。
貴一は、白虎・姫川ゆかり（黒谷友香）が政財界に精通している事をネタに、芦田（呉城久美）の娘が入院している横浜湾岸病院に医療診療詐欺を行うという、罠を仕掛ける。
貴一達は、芦田に、幻獣幹部の殺害を目論む信濃へ、病院に白虎が直接出向く事を伝えさせ、信濃をおびき出す計画。
白虎は直接出向くというのはデマで、優貴（八木莉可子）が変装する。
信濃に逆につかまりピンチに
病院におびき寄せられた信濃。
ただし、芦田が幻獣側に着くことをあらかじめ想定していた信濃サイドは、逆に貴一達を捕縛。
運悪く貴一に同行していた朱雀・雲出茜（白石聖）も一緒につかまってしまい、２人共拉致されてしまう。
ピストルを突きつけられて最大のピンチに。
ちなみに、信濃は篠田麻里子で大正解となりました。
貴一達ハコメンバーにも不穏な影が・・・
今回の医療診療詐欺の準備中、土器（岡井みおん）は、隠れて幻獣幹部に連絡をとり、もっと稼ぎたいと志願。朱雀が取り合い、何かを指示。
また、岩木（徳井優）は吐血し、何やら体調がすぐれない様子。
賢太（伊藤あさひ）は、貴一に彼女が妊娠したことを告白。ハコグループから抜けたいと吐露。
また、貴一達が信濃につかまった後、優貴が入間（及川光博）に連絡している所に偶然遭遇し、渡良瀬兄妹が潜入捜査官である事を知ってしまう。
縦筋の整理整頓
縦筋も分からない事は多いながら、進展した回でもありました。
奪われた「閻魔帳」
６年前、一代目九頭龍が殺害されると同時に、「閻魔帳」なるハードディスクが盗まれました。なにがしかのデータです。
過去に、青龍に「閻魔帳」を見せた際、孫子の兵法から
戦わずして勝つ
百戦百勝は善の善なるものに非ず。戦わずして人の兵を屈するは、善の善なるものなり
という一説を紹介しています。
つまり、「閻魔帳」には、詐欺のノウハウ等戦い方が書かれているのではなく、相手の弱み等が記憶されていると推察できます。
では、相手とはだれか？
詐欺の被害者、警察となるでしょう。
また、貴司のメモに、「横浜の南エリアでは九頭龍の事を語らないグループがいる」と言った記載がある為、詐欺実行犯の個人情報等も、「相手」にあたるかもしれません。
警察は九頭龍ではなく「閻魔帳」奪還が目的か？
「閻魔帳」に警察内部の情報が書かれていたとしたら・・・
誰が漏らしたのでしょうか？
６年前に一代目九頭龍が殺害され閻魔帳を奪われます。
九頭龍に反旗を翻す形で幻獣が立ち上がります。
その後、渡良瀬父・貴司が潜入捜査開始。二代目九頭龍を追います。
警察内部情報を漏らしていた誰かが、二代目九頭龍の手に渡った閻魔帳の奪還を目的にしているとしたら、筋道は通りますよね・・・
渡良瀬父・貴司を殺害したのは誰か？
今回鳳凰は、「幻獣幹部は現場に出ない」と明言していました。
という事は、渡良瀬貴司の殺害現場に白鳳は出向きませんよね。
つまり、殺害を白鳳に見せかけるために、鳳凰のタトゥーをした誰かが、貴司を殺害したと思われます。
殺害したのは誰か？
貴司が潜入捜査官と分かってしまった、「九頭龍側の誰か」か？
貴司が「閻魔帳」が何か分かってしまった為、「警察の誰か」に殺害されたか？
後者とすると、面白そうですね。
オレンジパーカー男は警察という事になりますよね。
二代目九頭龍は誰だ？
気になるのは、節田（フェルナンデス直行）が優貴と叫んだにもかかわらず、入間を殺害せず、そのことを幻獣幹部に話していない事です。
櫛田も怪しきゃ、入間も怪しい・・・
次回第９話
YouTube動画はありませんでしたが、ハコ内部に更なる裏切り者と。
潜入捜査官がもう１人いるという事でしょうか？
楽しみですね！