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20歳の自分に対して思うこと

実家の棚を整理していたら、20歳ごろの自分の思い出(または黒歴史)が出てきました。

当時の自分の写真です。

服かダサい

大学を辞めて、アルバイトを細々としていたあの頃。

2017〜2018は、混沌とした時代でした。

その記憶を振り返ってみようと思います。

①20歳の私

20歳の私は、病気の症状が重く無理にアルバイトをしては辞めてを繰り返していました。

少しでも貯めたお金で特撮のイベントに通っていました。

その時の写真が少し残っています。

これはイベントで貰った景品です。

この頃の私は社交不安障害と双極性障害を患っており、外出するのも大変でした。

そんな中、特撮のイベントは楽しく行けていました。

アルバイトは転々としており、学童保育や清掃が一番長く続きました。その後は単発バイトに登録して、ポスティングや倉庫整理などを行いました。

今の自分からすると、凄く頑張っていたと思います。

大学を中退してお先真っ暗でしたが、何とかしようともがいていたのが見て取れます。

②通信制大学と絶望の日々

学童保育のバイトから保育士を目指し、通信制大学に入学します。

苦難の連続でした。

私の父は精神疾患に理解がなく、入学して直ぐに体調を崩した私を怒鳴りつけました。

そこから本格的に心身に異常をきたし、アルバイトを辞めざるを得ませんでした。

寝たきりになり、何も出来ず、絶望の日々が始まります。

長く苦しい学生生活の始まりです。

当時の私は卒業を半ば諦めて、SNSで国際交流をしていました。

そこで出会った友達とコミュニケーションを取るうちに、元気になりました。

そうして立ち直り、レポートを書いたりスクーリングに出席するようになりました。

そして、運が良いことに。

コロナが流行したことで、試験が簡略されました。

これをチャンスと捉えた私は、当時20程度だった単位を2年で80以上取りました。

しかし、ピアノの試験にぶち当たりました。

ピアノを弾いたことがなく、大の苦手でした。

伸ばし伸ばしにしていて、保育士に向いていないと感じていたのもあり、転学を考える程でした。

が、勇気を振り絞り一発合格しました。

そして2023年には実習を行いました。

実習が嫌で嫌で仕方なかった私は、大学を上手く使い倒し色々な根回しをしました。

その結果、無事3つの実習を終え、今年3月に卒業しました。

③あの頃の私へ

話が逸れましたが、私は本当にずっと頑張っていました。

一時期は夜中にフラフラと出掛け、通り魔に刺されることを望んでいました。

あの頃の私に、「あなたはとても努力している。自分を責めないでほしい」と伝えたいです。

2017年に保育士を夢見た20歳は、2024年の27歳になってその夢を叶えました。

現実は今も続いています。

私は障害者雇用の飲食店で上手く働けなくて退職しました。今は無職です。

また次の障害者雇用の飲食店で働き、そこで保育士として就職するつもりでいます。

日常は少しずつしか変化しない。

でも、20歳の私は精一杯生きていたし、それは今も同じ。

だから、もっと自分を労ってあげようと思います。

夢を叶えたこと、それは私にとって永遠の財産です。

そして、人に恵まれたことも。

これからも、一歩ずつ進んでいきます。






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