世界超限大戦 ［31］ ソロス VS トランプ

トランプ
「ええ、、、
矛盾の花は、人の本能に根ざして咲きます。
だからこそ、私は夢を信じるんです」

ソロス
「君の言う花、、、それは、、、
鋭い棘を持つバラの花かもしれないな。
バラの赤は、鮮血の色に見紛う。
その花弁から薫る、芳しい夢は、、、
徒らに盲目であることを推進させるのだ。
それこそ、矛盾を増大させた結果、、、
人類が高度に発達し、、、
現代社会の愚かしさに繋がっている、、、」

トランプ
「仰るとおりに、矛盾の咲いた夢の後、、、
枯れて、舞い落ちる花びらが、
悲哀の叙情を描きます。
そして、閉ざされた冬景に沈み、、、
ゆっくり希望の種を温めますけれども」


続く