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新たな文学運動「言文詩一致体(仮)」を ゆるく提唱するかもしれない YouTube 短歌・和歌・音楽・思索など 〜 書籍「ジェットコースター」「本書」

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  • 【小説】世界超限大戦 ジョージ・ソロスVSドナルド・トランプ

    世界規模の意識大戦が、革命投資家ジョージ・ソロスとドナルド・トランプの間に勃発した。

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【小説】 世界超限大戦 〜登場人物・舞台年代 〜

登場人物 ジョージ・ソロス 投機家・投資家 ドナルド・トランプ 不動産王 ジョン・ジョージ・トランプ(叔父) レーダー物理学者 カール・コンプトン マサチューセッツ工科大学 学長 アルフレッド・ルーミス 銀行家・科学者 リッチー・レイヴス 陸軍情報部 中尉 ロバート・ワトソン・ワット レーダー科学者(イギリス籍) ルイ・ド・ウォール 占星術師、作家 ウィリアム・ドノバン 戦略諜報局(OSS)長官 陸軍少将 ジャッジ・ウィルス 海軍情報局 電信技師 少佐

    • 世界超限大戦 [590] ソロス VS トランプ

      1942年10月2日 アイリッシュ海上 クイーン・メリー船内 ダレス 「、、、多少、擬人化、、、 抽象化されていますが、、、 お天道様とは、 太陽のことです。 天と言っても良いですね。 実際、神道では 太陽神、天照大神が 先祖霊としても祀られてまして、 仏教だと、大日如来もあり、、、 結局、、、 いくつかの宗教や制度を、 織り交ぜながら超越しつつ、 非明文化を堅持することで、 柔らかな一般常識として、 生活に密着した概念が、、、 お天道様になるのです」 ジョン・トランプ

      • 世界超限大戦 [589] ソロス VS トランプ

        1942年10月2日 アイリッシュ海上 クイーン・メリー船内 ジョン・トランプ 「、、、なんでしょう、、、 かなり高い視点が 入ってくる感じなのでしょうか」 ダレス 「、、、はい。 一番、厄介だとされるのが、 このパターン、、、 今も、空の上から、 お天道様が見ているから、 悪いことはできないし、 狡い契約は交わせない。 奴隷契約なんかは、もっての外。 契約は平等であるべきだ。 といった発想なんですよ」 ジョン・トランプ 「、、、そうですか、、、 もの凄く良い考えだと

        • 世界超限大戦 [588] ソロス VS トランプ

          1942年10月2日 アイリッシュ海上 クイーン・メリー船内 ジョン・トランプ 「、、、その正義感ですが、、、 どのような根拠で、 発生するのでしょうか。 欧米だと、 神聖な契約があり、 それを法律で支える 論法になっているので、 交渉の過程が、 正義の証明となる 印象を受けるのですが、、、」 ダレス 「そうですね。 基本、日本人も、、、 交渉を論理的に積み上げ、 粘り強く行います。 また一方で、、、 正義に関しては、 交渉の場を外れた 遥か高いところに、 正義が存在する

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          世界超限大戦 [587] ソロス VS トランプ

          1942年10月2日 アイリッシュ海上 クイーン・メリー船内 ダレス 「ところが、、、 日本人にも厄介な 性質があるんですよ。 実は、、、 一部の日本人は、 真面目すぎ、 素直すぎて、 強烈な正義感を 持っているらしいのです」 ジョン・トランプ 「、、、あの、、、 正義感を持たれると、 具合が悪いのでしょうか?」 ダレス 「、、、勿論、、、 強い正義感は、 暗黙の奴隷契約である、 不平等、通商契約を 推し進める上での、 障害にもなってくるので、 注意する必要がありますね

          世界超限大戦 [587] ソロス VS トランプ

          世界超限大戦 [586] ソロス VS トランプ

          1942年10月2日 アイリッシュ海上 クイーン・メリー船内 ダレス 「、、、はい。 それこそが、 欧米人が繰り広げた 植民地政策の 歴史になりますが、、、 最終、不平等貿易の 大きな目標として、 シナ人と日本人が、 絞られてきたのですよね。 先ほど説明した通り、 シナ人は、 契約を無視する 反法治主義的な商習慣があり、 また、、、 暴れ、無視し、真似し、命令するなど、 奴隷化の回避行動も 慣れたものなので、 一筋縄ではいかないでしょう。 そこで一方、 日本人はというと、、

          世界超限大戦 [586] ソロス VS トランプ

          世界超限大戦 [585] ソロス VS トランプ

          1942年10月2日 アイリッシュ海上 クイーン・メリー船内 ダレス 「、、、ええ、、、 私も、そう思います。 ですが、、、 基本的な仕事は、 法の範囲内で、 無実の証明ですから、 誰からも非難される 理由はないのです。 むしろ、 高潔な審理を経て、 潔白が証明されれば、 その中身が、 不平等なものであろうと、 正しくなります」 ジョン・トランプ 「、、、なるほど、、、 欧米諸国は、そうして、 錬金術的に作成した 不平等な奴隷契約を、 外国人と結んできたのですね」 続く

          世界超限大戦 [585] ソロス VS トランプ

          世界超限大戦 [584] ソロス VS トランプ

          1942年10月2日 アイリッシュ海上 クイーン・メリー船内 ジョン・トランプ 「、、、さすが本物、、、 諜報員の言葉は、 説得力がありますね」 ダレス 「、、、ははは、、、 勿論、、、 弁護士は、 悪事に対抗するのが、 表向きの立場ですし、 その気迫と姿勢は、 職業上、不可欠なものです。 ですが、、、 わざわざ大金を 弁護料に注ぎ込む人は、 不正を認識し、 黒を白に変えようと 企図する人々が 大半になりますからね」 ジョン・トランプ 「それですと、、、 弁護士は、 犯

          世界超限大戦 [584] ソロス VS トランプ

          世界超限大戦 [583] ソロス VS トランプ

          1942年10月2日 アイリッシュ海上 クイーン・メリー船内 ジョン・トランプ 「、、、もしかしたら、、、 あなた方が弁護士なのも、、、 何かの理由が あるのでしょうかね?」 ダレス 「、、、そうですね。 基本、諜報機関は 法律の網を利用したり、 潜り抜けたりして、 戦線を統率していますからね。 言われてみれば、、、 私も、ドノバン長官も、 弁護士出身ですが、 それも、必然なのでしょう。 元来、弁護士は、 不平等取引や、 謀略交渉を進める上での、 確信犯であったり、 汚れ

          世界超限大戦 [583] ソロス VS トランプ

          世界超限大戦 [582] ソロス VS トランプ

          1942年10月2日 アイリッシュ海上 クイーン・メリー船内 ダレス 「ともかく、西洋人は、 長い歴史を経て、 奴隷社会を自然と受け入れ、 それを利用しながら、 生きてきたのですよ。 なので、、、 契約と言えば、 言外に奴隷契約を指すことは、 周知の事実になります。 こうして、、、 欧米の商取引は、 奴隷にするか、 奴隷にされるかの 仁義なき戦いになりましたから、 現在、弁護士や法律家が 重宝されるのも、 当然のことですよね。 また、、、 西洋人同士の 熾烈な争いを避けるよ

          世界超限大戦 [582] ソロス VS トランプ

          世界超限大戦 [581] ソロス VS トランプ

          1942年10月2日 アイリッシュ海上 クイーン・メリー船内 ダレス 「、、、そうですね。 色々な解釈はありますけど。 預言者モーセを通じて、 神ヤハウェの言葉が、 旧約聖書に法として、、、 奴隷に産ませた子供も 奴隷所有できる。 なお、子供が生まれた時点で、 男の奴隷だけ追放するが、 男の奴隷が、子供と一緒にいたければ、 男の奴隷は、永久奴隷になる。 などと、記されていますからね。 良心的なのか、 悪魔的なのか、 よくわかりませんが、、、 厳然とした 宗教事実になりま

          世界超限大戦 [581] ソロス VS トランプ

          世界超限大戦 [580] ソロス VS トランプ

          1942年10月2日 アイリッシュ海上 クイーン・メリー船内 ダレス 「、、、改めて、 旧約聖書、出エジプト記、 契約の書を見てみると、、、 一番最初に、 奴隷の処遇について、 書かれていることが わかりますよね。 つまり、、、 旧約聖書の時代、 奴隷は一般的であったし、 そもそも契約と言えば、 人間そのものを売買し、 自由を長期制限する 奴隷契約が中心だったことが、 理解できるのです」 ジョン・トランプ 「、、、ええ、、、 現在の契約社会は、 古代の奴隷契約が 発展した

          世界超限大戦 [580] ソロス VS トランプ

          世界超限大戦 [579] ソロス VS トランプ

          1942年10月2日 アイリッシュ海上 クイーン・メリー船内 ダレス 「西洋の商習慣で、 法や契約と言えば、 時と場合によっては、 宗教的と自認するほど、 神聖なものになりますよね。 ですが、、、 私たちの契約は、 奴隷契約も含むので、 しばしば、悪魔の法だと 指摘されております。 実際に、、、 この契約によって、 黒人やアジア人は 地獄を味わってきました。 言うまでもなく、 旧約聖書を基礎とする 西洋の宗教では、 究極の不平等でもある、 奴隷を認めていますからね。 まあ、

          世界超限大戦 [579] ソロス VS トランプ

          世界超限大戦 [578] ソロス VS トランプ

          1942年10月2日 アイリッシュ海上 クイーン・メリー船内 ジョン・トランプ 「、、、なんとなくですが、 日本は、法治社会、 シナ大陸は、反法治社会、 ということがわかってきました」 ダレス 「、、、そうですね。 行動には人間性が関係し、 その受け止め方には、 個人差もあります。 博士の仰る通り、 なんとなく理解するくらいで、 良いかもしれませんね。 では、一方、、、 西洋社会の法習慣といえば、 商取引に先鋭化したものに なるんですよ」 ジョン・トランプ 「、、、なる

          世界超限大戦 [578] ソロス VS トランプ

          世界超限大戦 [577] ソロス VS トランプ

          1942年10月2日 アイリッシュ海上 クイーン・メリー船内 ダレス 「勿論、、、 シナ大陸でも、 長い年月の間、 孔子を始めとする 偉人、学者たちが、 法治の仕組みを 発案してきました。 しかし、まだまだ、、、 それらの法に当てはまらない 要素も溢れていて、 逆説的に、 法を回避する技術が 風土的に発展したのが シナの実情になります。 反面、、、 対極的に法治制度が 世界的に見ても、 驚くべき正確さで 社会実践されたのが、 日本になるのですよ。 で、実際、、、 アジアでの

          世界超限大戦 [577] ソロス VS トランプ

          世界超限大戦 [576] ソロス VS トランプ

          1942年10月2日 アイリッシュ海上 クイーン・メリー船内 ダレス 「、、、それも理由があります。 日本では、、、 法治の仕組みが蓄積し、 江戸時代には、既に、 完成していたのですから。 実は、、、 憲法にあたる、 武家諸法度、諸子法度、 民法にあたる、公事方、 刑法にあたる、吟味筋など、 これらの法が整備され 高札、触れ、達し、などで その都度公布されていました。 また、、、 刑事裁判と民事裁判に相当する 部門にも分かれており、 裁判は、 寺社奉行、勘定奉行、町奉行が

          世界超限大戦 [576] ソロス VS トランプ