世界超限大戦 ［77］ ソロス VS トランプ

ソロス
「確かに、、、
私は、おかしいのかもしれないが、、、
その責任は、完全に君が負っている。
何故なら、、、異常だ、、、おかしい、、、
狂っている、、、それら発言の根拠は、
身近な現実空間に存在しなくてはならないからだ。
簡単に言えば、ここの君の部屋にいる限り、
君と私は一蓮托生なのだよ」

トランプ背後の大窓から射す光線が、
室内の輪郭をやんわりと暈かしていた。

トランプ
「では、部屋から出ていけば、
解決するのではないでしょうか？」

ソロス
「しかし、、、現実は、ここにいて、、、
ここの話は、ここで生まれ、
ここで成り立っている。
、、、それと同じように、、、
人類の問題は、地球の中で起こっている。
もし、ここの問題を解決するなら、
当然、ここを取り除けない」

トランプ
「それは、、、わかりますが、、、
、、、とても大きな話ですね。
霧が起こり、、、狐につままれたような、、、
不思議な心地になりますが、、、」

続く