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世界超限大戦 [58] ソロス VS トランプ

ソロス
「光は、、、日の入りと共に消えていく、、、」

地球儀が、微かに回っていた。
ソロスは、体を固定したまま、口だけ動かしていた。

ソロス
「、、、消えていくように、思われるかもしれないが、、、
実は、、、夜陰に潜んで生き残り、、、
同時に、闇の深みからマグマが集中するようにして、、、
吸引と逆流を引き起こし、、、一点から噴出する。
ついに多発し、、、煌々と燃え盛る、、、
その模様は、、、堂々たる一等星群として、
満天の輝きと対置されるに至る。
その地球の光景を上空から、俯瞰してみると、、、
一個一個、勝者の光と、放出される光の花が咲き、、、
勢い、惹きよせる力が増加し、膨らみ、収縮し、、、
呼吸のように互いに互いに繋がりあって、、、
現代社会の星座を、見事に構成している。
これは、、、まさに、闇の中の取引だ」

トランプ
「えっ、取引、、、ですか」

トランプは、怪訝そうにソロスを見つめた。


続く

ゆっくり進んでいくしかないな。 と、感じる今日この頃。 スキ、コメント、サポート、どれも頂けたら嬉しいです。