ドイツ語作文Tipsおぼえがき
namです。
友達にドイツ語で手紙書いたり、語学学校にドイツ語でメール書いたり、最近長文を書く機会多かったので自分用にドイツ語の作文のTipsを書き残します。多分基礎知識のあるどの外国語でも使えます。
大体の流れは、
①ざざっと翻訳する
→日英翻訳→(ニュアンスや意味の確認&構成を気持ちスマートにして英文を整える)→英独翻訳
この過程で骨組みとか文の構成は完成します。
日独翻訳の精度は本当に良くないので、一回日英翻訳を挟んで確認することでトンデモ翻訳がぐっと減ります。あと、日本語とドイツ語は文法的に違いすぎて直翻訳だとすごく違和感のある文章になるんですよね……。冗長というかなんというか、一つの文にコンマが5つ以上入るような。なので一回英語にして直しておくのは必須だと思います。英語の勉強にもなりますし。
②独文の整形
→ドイツ語に特有の言い回しに変えたり最適な単語へ置き換えたり、呼称を統一する
英→独だと、親称も敬称もごちゃまぜなので統一する必要があります。また、普段使わないような言葉とか入ってたりするのでそういうの排斥してって文全体の流れを良くしていきます。あとはmanを主語にしたり、接続法Ⅱを使ったり、心態詞を所々に入れたり、日付の書き方や時間の書き方から挨拶文まで、(私の考える)"ドイツ語っぽく"していきます。
③文法の再確認
→再度独英独翻訳をかけてオリジナルと見比べて、文法おかしくなってるところを修正する(明らかに意味が違ってるところも再検討する)
②の過程で結構加筆修正してるので、所々人称変化違ってたり動詞の位置ずれてたりする可能性があります。なので、オリジナルを残したまま再度独英独翻訳をかけて文法的なところだけチェックします。で、なんとなく見比べて、明らかにおかしいなって気付いたところを修正していきます。
あとは独英翻訳のときに意味が変になってるところは再考します。
あくまで確認なので、自信がなかったり考えてもよく分からないところはオリジナルを突き通します。変なドイツ語かもしれないけど、翻訳よりは意図が伝わると信じて……。
④音読してみて最終確認
→読んでみて違和感あるとことか知らない単語直す
これは何語でもそうですが、文章作ったあとに音読してみて違和感がないかどうか確かめる作業ってめちゃくちゃ大事だと思います。文の区切りとか全体の流れとか、特に人に読ませるための文章の場合は絶対に。あと、自分の知らない単語あったら辞書で調べて、正しいかな?文脈に沿ってるかな?って再考します。良さげだったらそのまま使うし、今ひとつピンとこなかったら自分の知ってる単語に置き換えます。平易になっても、正しく伝わるほうが大事です。
以上の工程を経て、私の独文は読める程度に完成されます。
自分で一から作るよりも正確だし、他の手段よりも結構早く書けます。特に、練習とか課題とかじゃなくて書かなきゃいけない場合はすごく有用な方法だと思います。ありがとうGoogle先生ありがとうビックデータ。
もし他の方法があれば教えてください。
追記:たまに全部自分のドイツ語で書こうとはするんですが(タイトル写真みたいに)、汚いし散らかるし時間はかかるし目的達成手段として適してないなって思いました。