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Netflix「阿修羅のごとく」見た

Netflixで「阿修羅のごとく」を見た。

あらすじ👇️

長女・綱子は夫に先立たれ生花の師匠(向田邦子の原作脚本では流派は「遠州流で」と但し書きされていた)として生計を立てている。
次女・巻子は中学生の一男一女をもつ、平凡なサラリーマン家庭の主婦。
三女・滝子は図書館の司書勤めで男っ気がまったくなし。
四女・咲子は親兄弟にも内緒で無名ボクサーと同棲している。
そんなある日、滝子が興信所に調べさせ、四姉妹の父親に愛人と子どもがいることが判明。4人は集まって母親を気遣いながら対処について話し合う。
しかし、自分たちも「秘め事」や「隠し事」を持っていて、周囲のさまざまな人を巻き込みながら疑心暗鬼が頭をもたげる。
「嫉妬」そして「男と女」。家族でちゃぶ台を囲みながら、庭先で白菜を漬けながら、日常のひとコマの中にちらっと覗く、内なる「阿修羅」。それでいてホームコメディのように人間模様を描いた作品。

Wikipedia

ざっくり感想(ネタバレなし)

  • いわゆる昭和レトロ、懐古主義、リバイバル再評価の時勢を完全に意識したタイミングでの再ドラマ化。絶対成功させるぞという力が入っていて、作品自体は普通によかった。

  • 音楽がいいな~と思ったら案の定fox capture plan

  • でもOPは違うっぽい?OPの音源あったら聞きたいんだけど見つからない。

  • 映像がわざと昔っぽいエフェクトになっているのに見やすい。不思議。

  • 演者さんたちの演技がまじですごい。特に次女役の尾野真千子さんは緩急の表現がすごかった。

  • というか姉妹全員すごい。

  • 日常に潜む「阿修羅」が通底テーマになってそうで、それを直接言葉にしてないのに伝わってくる演技がよかった。よく会話と表情だけで表現できるな…と思った。

  • 昭和の時代ならではの振る舞いや、言い回し、生活スタイルが心地よい。

  • 特に言葉。作品を通して響きや言葉が美しい。これ原作もそうなのか気になる。

  • 昭和の女性像の再現度はまったく分からないが、「こんな時代か…」とは思う箇所多数。女の人大変すぎる。

  • ただ、その時代はその時代で人は幸せを求めていたということが伝わってきた。

  • みんな幸せになってくれ…と思いながら見ていた。

  • 松田龍平かっこいいな~。朴訥とした感じのキャラが似合う。

  • できればもう少し話数がほしい。ずっと見ていたい。

ダラっと見る、という作品ではないけど面白いのでおすすめ。
なんとなく、夏よりは冬が似合う作品な気がする。
冬が終わる前にぜひ。



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