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雨上がりの鳥はなぜ鳴くのか|日記
今日も日中は雨が降っていた。
日中、雨が上がったタイミングで道を歩く機会があった。
歩いた道が、いわゆるビル群ではなく、適度に植物が近い公園のような場所だった。
雨が上がり、木々の葉からポツポツと雫が垂れている、みたいな状況だ。
少し前から雨上がりに鳥が鳴いていることが気になっていた。
雨が今まさに上がったというタイミングから、様々な鳥たちがけたたましく鳴き出す。
勝手に餌である虫類が雨がやんだことで活発に動き出し、それをいただいちゃおうぜ、というノリなのかと思っていた。
なので、今日も明るくなりだした空を見上げながら、「鳥たちにとってごちそうタイムだな」などと考えていた。やっぱメシってテンション上がるよなという、鳥たちへの連帯感すら抱いていた。
その後、この「雨上がりは餌がたくさんあるから鳥が鳴く」はあっているのか気になって調べてみた。
「雨上がり/鳥が鳴く/なぜ」で検索してみた。
するとなんと、いい感じの情報がまったく出てこなかった。
鳥が鳴き出すのは、雨が止む兆しだ、みたいなふんわりしたことしか出てこなかった。
ただ、知恵袋に素敵な回答があった。
それぞれ、雨宿りの場がバラバラになってしまう事もあるでしょう。 そういう時には、お互いに「呼び鳴き」をして 自分の存在を知らせたり 仲間や相手を呼び寄せる等の意味を表します。 中には、雨上がりで餌場を見つけ出して 餌の奪い合いでエキサイトして鳴く事なんかもあったり・・・ 鳥は、鳴き声でコミュニケーションをとる生き物ですから 人間には、ただうるさく鳴いてるだけと思いがちですが 仲間同士では、大切なコミュニケーションツールになってるんです。
雨が降り、バラバラになってしまった仲間たちと合流する意味合いもあったようだ。
これが正しいかどうかは別として、この説は素敵だと思う。
今度からは、雨が上がった後の鳥の鳴き声も違って聞こえるかもしれない。
こういう経験や知識が、日々の歩みを豊かにしていくはずだ。
雨上がりは、鳥たちが仲間を呼び合いながら虫を食べている。
おしまい。