食事をあたためる|日記
今日は山梨旅行の最終日。
最終日だけ宿泊先のビジネスホテルで朝食を付けた。
朝食バイキングの食事は当たり前だが温かく、どれも美味しかった。
だが、甲府に来ると必ず来ている「寺崎コーヒー」での昨日の朝食と比べると同じ温かさでも質感が違うように感じた。
寺崎コーヒーでの朝食には「チョコレートビスケット」を注文した。チョコレートビスケットはとても大きく、朝食には十分なボリュームだ。
注文の際、おしゃれな店員さんが
「温められますが、いかがいたしますか?」
と聞いてきた。
「お願いします。」
と返答し、2階席で待つ。
ビスケットとコーヒーが運ばれてくる。
ビスケットをかじる。
ザクッとした表面とふんわりした中身、チョコレートのほんのりとした甘さ。そしてアツアツではないけど、じんわりと全体が温かい。
幾分ぱさついた口の中に酸味のあるコーヒーを含む。
ホテルの朝食は常に温められ続けていたが、こちらのビスケットは常温のものを食べる直前に温めたものだ。
同じ温かい食事でも、なんとなく質感が違う。
おしまい
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