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減量期の過ごし方~番外編~

このnoteはSATOSHIという人物に向けてのアドバイスという形で書かれています。ジムではなく自宅トレ、装備はMAX15kgの可変ダンベル×2とインクラインベンチ、懸垂&ディップスマシンという環境です。

前回、『2021年4月のトレーニング記録』の回で、パーソナルトレーニングのトレーナーさんから、大会へのモチベーションが揺らぐほどの衝撃の告知が!!と書きました。

今回、波高しは仕上がり体重を58kg。それを大会2週間前までに達成して、そこから脂肪は乗せずに、落ちてしまった筋肉を戻して大会に臨む、という自分なりの作戦を立てていたのですが、トレーナーさんからの提案は・・・

目標体重を58kg→55kgにしましょうか。』

『まず今月末(約4週間)で体重を58kgにしましょうか。』

というものでした。

その時点で体重は63kg。当初の目標だと、1週間に0.8kgくらい落としていくペースで考えていた波高しでしたが、トレーナーさんの提案を実現するとなると、1週間に1.25kg程落としていくという過酷なスケジュールになってしまいます!

では何故?目標の変更があったかと言うことをご説明しますね。

■誰もがハマる罠

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一つ目の理由としては、トレーナーさんに身体をチェックしてもらったところ、仕上がり58kgだと絞りが甘くなってしまうとのことでした。

前回の大会当日(2020年11月29日)の仕上がり体重が55kgだったんですが、波高し的にはその時より筋量もついているはずだから、今回の仕上がりは58kgと考えていました。

なので、55kgまで、しかも急ピッチに体重を落としてしまうと、せっかく育てた筋肉も落ちてしまい、努力が無駄になってしまうのでは?と言う疑問が、頭をもたげてきました。

が、トップフィジーカーでも大会毎の仕上がり体重は同じで、でも身体は、どんどん成長しているように見える選手もいる、ということをトレーナーさんは教えてくれました。

それは、筋肉の量ではなくて、質が変わっているから。

波高しの場合も、前回の大会からこれまでのトレーニングによって、筋量がというより、筋肉のつき方が変わってきているので前回と同じ体重で仕上げても、確実に前回より見た目が良くなるということでした。

これは凄い衝撃でしたね。

そして誰しもが、せっかく育てた筋肉を少しでも減らさずに減量したいと思って、結果、絞りが甘くなるという罠にハマる。

それによって、ジャッジの評価は低くなり、順位が上がらないという負のスパイラルに陥ることになってしまう。

これって、経験豊富な方からしてみれば、『ボディーメイク大会あるある』なんだそうです。

なので、筋肉を残したい・・・というスケベ心は捨てて、これからはとにかく脂肪を減らすこと、絞り切ることに照準を合わせ直した波高しなのでした。

確かに、ボディーメイクの大会って、体組成計に乗って、数値を競うものじゃあないですもんね。

量ではなく、質(見た目)で勝負!

■大会へのピーキング

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もう一つの理由としては、大会当日に身体のコンディションをピークに持ってゆくために、カーボアップをするから、というものでした。

前回は、大会当日まで一直線に体重を落としていっての仕上がりで55kgだったんですが、今回は、大会2週間前までに目標体重に持ってゆき、そこから当日にピークを合わせるという作戦。

そこまでは、波高しもトレーナーさんも同じ考えでしたが、方法論が全然違っていました。

波高しとしては、その2週間は、なるべく低脂肪な食事は続けながら、タンパク質や糖質を増やして、高重量を扱うようなトレーニングをすることによって、脂肪を乗せずに、筋肉を回復させてゆく・・・いわゆるリーンバルクをして大会に臨むというイメージでいました。

しかし、経験豊富なトレーナーさんの提案は、

まず最初の一週間でカーボアップの練習というか、どんな食べ物をどのくらい食べると、身体がどう反応するのかを見極め

大会前の一週間は、3〜4日のカーボディプリートを経て、2〜3日間のカーボアップをして本番に臨む

そして、この方法を成功させるために、5月末(大会1ヶ月前)までに58kg、6月中旬(大会2週間前)までに55kgを目指すスケジュールになる、ということでした。

そこは素直さが売りの波高し、ええ、もう自己流は早々に撤回いたしますよ。

自己流リーンバルク説は破棄!

■本当のカーボアップって

波高しの中では、カーポアップって、ただ単に炭水化物をたくさん食べればいいんでしょ?くらいに思っていたんですが、ちゃんとしたやり方は全然違っていました。

まず、カーボアップのためには前段階であるカーボディプリートが必須だということ。しかも1日、2日ではなく、3日、4日も必要だということを初めて知りました。

カーボディプリートとは、食べ物から摂取する炭水化物を極限まで減らして、体内の糖質=グリコーゲンを枯渇させる事。

ここまでは波高しの知識も合っていたんですが、本当のカーボディプリートをするためには、糖質を極限にカットし、かつ、激しい全身運動によって(レッグプレス700回とか)、体内のグリコーゲンをとことん絞り出すということを3日、4日繰り返すことが必要との事。

ガス欠の車を、さらにアクセルを吹かすようにして、体内の糖分を絞り出すというような表現をしていました。

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ひょえぇ〜〜〜〜

ちょっと自信を無くしました。

体育会系の部活などの経験も皆無で、我慢強さや根性が、人一倍無い波高しとしては、もっとも苦手とする分野の努力。

でも結果、筋肉がカラカラに乾いたスポンジのようになり、普段以上に糖質を吸収しようと作用し、その後のカーボアップによって通常の2~3倍ものグリコーゲンを蓄えることが可能になるらしい・・・・。

つまりは、いつもの2〜3倍筋肉が大きく見えるって事?

う〜ん・・・、めちゃ興味ある!!

カーボディプリートには『Ahlborg法』と『Sherman/Costill法』という方法があるらしいんですが、今のところ、より楽そうな『Sherman/Costill法』をとる予定。

詳細また、実践した内容についてはまた記事を書こうと思います。

カーボアップを体感してみたい!

■まとめ

いやー、SATOSHIに対して偉そうにnoteを書いている波高しですが、まだまだ知らない事だらけだね、と改めて思った今回の出来事でした。

でもこれこそが、筋トレの深さ、面白さでしょう!

振り返ってみると、夢中で取り組んでいた初出場の前回大会に比べて、今回は今まで、変な余裕を持ってやっていたなーと思います。

前回より良い順位を目指して大会に出るわけですから、前回より厳しい取り組みが求められるって事は、自然な事なんですが、なぜか初出場の時より ユルい感じで臨んでいる自分がいました。

そんな自分に気付を与えてくれたトレーナーさんには感謝しかありません。

そんな思いをSATOSHIにも共有したくて今回の記事を書きました。

より厳しい目標に向かっていくことにした自分に対して、不安もありますが、ある種の清々しさも感じております。

やるしかない!となれるのって、ホントに久しぶりの感覚だから、青春が戻ってきたようで嬉しいです!!

(オジさん発言ですかね、笑)

さあ、そうこうしている間にも時は経つ。大会までの日にちも少なくなってきました。

さらに気合を入れて頑張っていきましょう!

やりたい気持ちが一番大事!
by波高し

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