カナダの安楽死MAID制度と自閉症
カナダでは安楽死は合法だ。MAIⅮという制度がある。この記事では、27歳の女性で軽度自閉症スペクトラムの安楽死を裁判で認めたという。
父親は、娘の安楽死制度MAIDに反対していたが、それを却下する判決だという。
MAID とは、medical assistance in dying という医療における安楽死の制度だ。2016年より認められ、現在死亡率の3~4%(地域によっては5%)だという。
安楽死は日本では今は、違法だが、オランダ、スイス、カナダ、アメリカで認められているので、近い将来、日本でも検討されるだろう。
この記事でショックを受けたのは、27歳という若さと、軽度自閉症というものだ。軽度というのは、どのような事で困っているのか分からない。重度ならいいというものではないが、カナダのような自閉症にいろいろなサポートがあり、日本より理解と支援が進んでいるとされるカナダでも、安楽死に値する理由なのだ。
彼女の父親は、私と年齢は同じくらいかもしれない。やるせない。
日本でも、映画「プラン75」のようになるかもしれない。
https://note.com/namisasan/n/nd31f768f78fc