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インクルーシブ教育とは不登校の子供も対象なんだ。
昨日に引き続き、『差別のない社会をつくるインクルーシブ教育』を読んでいると、障害だけでなく不登校も排除されてはいけないんだと改めて気づかされた。
息子の中学校では制服を着て来れないなら、着れるようになってから来てください。
一度学校から帰るとその日は登校してはいけません
と言われた。
しかし、それはどこにも記載されている訳ではなく、先生によってはそういうルールは知らないという事だった。
私はもう中学校に対し諦めていたから、文句も言わない代わりに話し合いもしなかった。でも、これはやはり子供のためにはならなかったのではと今は考える。制服を着れないなら体操服で登校できるようにお願いすればよかった。1時間か2時間で「もう無理」と帰ってきた息子は本当は部活に行きたかったが、それは許されなかった。私も「残念だね」としか言わなかった。
中学校は、嫌な事はしないで好きなだけするのはダメだという考えだった。夏休みの宿題をしていなかったら、部活も練習させてもらえなかった。だから息子は夏休み部活に行かなかった。わがままと取られていた。わがままと合理的配慮の区別は難しい。みなで考えなくてはいけない。