自分に自信のない私が、自信に満ち溢れて見える理由
「なみぺいさんは、いつも自信に満ち溢れてますね」などと言われる事が結構頻繁にある。
その場では「そうですか?ありがとうございます」などと返しているが、正直、心の中では言われている事がよく理解できていない。
それと同時に「私、自分に自信がもてないんです」という相談もよく受ける。そういう相談をされた時、私は必ずこう返す。
「何故ですか?」
私も「自信があるかないか」で聞かれたらどちらとも言えない。ただ、堂々と自分の考えを述べたり、人に質問したりすることに迷いはないし、大勢の前で講義をする事に苦手意識もない。
なぜなら
私は自分が完璧でない事を誰よりもよく理解しているからだ。
失敗することも、間違えることも、全て想定の範囲内ということ。
だから、何かに恐れるという事があまりない。
実は「自信がない」と言っている人ほど、自分のことをかなり過大評価していることがある。
完璧にこなさなければ、失敗したらどうしようなど、あたかも自分は失敗するはずがないと考えている事がある。
だから私はそういう人にこう言う。
「自分が完璧でない事を受け入れれば、一つひとつの行動が堂々と見えますよ」
誰だって失敗は恐い。しかし、ほとんどの人がどこかで何かしらの失敗をしている。
自分もその中の1人。
何にも怯える事なく、自分を受け入れた時、周りからは「いつも自信に満ち溢れてますね」と声をかけられるかもしれない。