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『マーケティングを学んだけれど、どう使えばいいかわからない人へ』を読みました

『マーケティングを学んだけれど、どう使えばいいかわからない人へ』を読みました。

この本は題名を見るとマーケティングをすでに習得済みの人が読む本かと思いますが、マーケティングを少しも学んだことがない初心者におすすめの本でした。

以前『シュガーマンのマーケティング30の法則』を読んだ感想を記事にしましたが、

シュガーマンよりこっちの本を先に読むべきだったなと後悔しています。

シュガーマンの本はノウハウやテクニックを教えてくれる本に対して、『マーケティングを学んだけれど、~』はそもそもマーケティングとは何なのか教えてくれる本でした。


この本が語るマーケティングの基礎とは「価値」と「お客様」について常に意識することです。

商品に価値を見つけてくれるのはお客様であって、企業が価値を作っているわけではないとのこと。

では商品の価値とは何なのか。
それは

  • 便益(自分にとってよいもの)

  • 独自性(他では手に入らない)

企業が商品を広告することは「もしかしたらあなたに価値があるかもしれません」と提案してるだけで、価値を見出すのはお客様自身。

  • この商品に価値を見出してくれたお客様はどんな人かを知る

  • なぜ価値を見出してくれたのかを探っていく

この2つを同時に行うことで、潜在的なお客様を見つけることができ、商品の価値を高めていくことができます。

つまりマーケティングとは、お客様と商品との間の「価値づくり」ということです。


本の内容を少し抜き出してまとめるとこのような感じです。

シュガーマンのマーケティングのノウハウは、ひとつひとつが独立したテクニックだと思っていました。

商品とお客様の間にある価値を見つけたことで、大きな広告効果を生み出していたんだと、それぞれのノウハウの共通点に気づきスッキリしました。

理解しやすいようにかみ砕いで説明してくれるので、マーケティング初心者で高いハードルを感じている方におすすめの本です。


お客様が商品の価値を見つけてくれるという考えは、以前書いた「失敗談はありがたい【失敗の2つの価値】」の記事と通じるものがあるかも。

自分にとっては恥ずかしい話でも、誰かにとってはありがたい。

これも読者(お客様)が価値を見つけてくれるということですよね。


それではまた。

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