
急転直下のCT結果
前回の投稿です↓↓↓
CAR-T治療後、島内の病院に戻ってきた夫
「1ヶ月もすれば退院できるでしょう」という
福岡の主治医の言葉とは裏腹に
血球値がなかなか回復せず、
輸血しながら貧血と戦う日々が
1ヶ月続いていました🥺
それでも島内なので2日に一度は
病院に顔を出して、
我が家が取り組んでいた代替療法をやったり
いろいろ食べ物や過ごし方の
アドバイスをしたりしていました
その頃まだ術後CTは
一度も撮影していなかったのですが
悪性リンパ腫の腫瘍マーカーである
LDHの数値が安定していたので
担当医としては急いで撮る必要があるとは
思っていなかったようでした
なんとか徐々に
血球値の回復が見られてきた頃、
ある日突然朝からバタバタと
CTを撮ったかと思ったら
「奥様に来ていただいてお話できますか」
との連絡が。
「え、まじかー😖悪い話??🥺」
「うん、悪い話」
そんなやりとりをLINEでしながら、
午後に急いで担当医との面談に。
現在CAR-T投与後約2ヶ月が経とうとしていましたが
採血結果で急なLDHの上昇を受け急遽CT撮影へ
結果、原発部位の腫瘍がなくなっておらず、
まぁまぁの大きさまで
成長していることが判明・・・
さらに、夫の場合
西洋医学ではこれ以上できる治療がない
という宣告を受けました🥲
ただ、このCAR-Tで本当に寛解するのは
半数以下であるということは
治療開始時点ですでに聞いていましたし
夫は抗がん剤で一度も寛解していない難治性なので
治らない半数以上に入る可能性は
十分に覚悟していました
さらにこの治療が、現在受けられる中で
最高レベルの治療であることも理解はしていました
それよりも私としては元々若い時に
アロマセラピーやアーユルヴェーダを
勉強して普段から取り入れ、
その効果を体感してきた経験から、
西洋医学でできることがなくなっても
東洋医学的なアプローチをもっとしっかり
すれば治ると思っていたし、
1年近く抗がん剤治療などの辛さを見ていて、
もうこれ以上こんな辛い治療をする必要はない
と思っていたので、
先生の前では一応悲しそうな(笑)顔はしたものの
耐えきれずに失望に呑まれる
というようなことは
正直なところ全くありませんでした
もちろん標準治療では、
ある程度寛解に持っていける可能性が
多少でもあったので
その可能性に賭けようと思って受けたのですが
治療後の回復の悪さは
入院環境にあると確信していましたので、
(誤解のないように書くと、医師と看護師の皆様はすばらしい方々でした、ただ家族と離れ狭い個室での生活に問題があると思っただけです)
もう今は退院すべき時だ、
退院すれば少なくとも今よりは
夫の体調を良くしてあげられる、
という自信がありました
本当はもっと早くそうしてあげたかったのですが
入院当初は転移もひどく痛みも強すぎて
そんな悠長なことを
言っている場合ではなかったのです
(そう考えれば、今回のCAR-Tは
完全奏功しなかったとはいえ
ひどい痛みなく家で過ごせているだけ
やった甲斐のある治療でした)
半年も家族と離れていたので、
今後これ以上島の外に出て
何かまた治療を受けるというのは
選択肢にありませんでした
孤独に病と戦うより家族のそばで過ごした方が
絶対に良くなると考えました
家では、とにかく体を冷やさないことと
アーユルヴェーダ的に万病の元と言われる
「アーマ(未消化物)」を残さないための
白湯とショウガを使った胃腸管理、
適度に好きなものをバランス良く
適正な量食べること、
(塩分も肉も過剰にセーブすることなく適量を維持)
薬用処方としては、
以前投稿したアロマセラピーを入院中から
アロママッサージなどを実践していたのですが
アロマはどうしても一度に多量に使用すると
肝臓に負担がかかってしまうため
あまり大量に使うことができないので、
フランキンセンスだけではどうしても
今のがんの勢いを抑えるのには
弱い可能性があると考え
漢方で唯一、がんに対してエビデンスがあり
中国で抗がん剤としての認可も受けている
「フアイア」の服用も始めることにしました
「民間療法はエビデンスが弱い」と言われる中で、
この漢方は唯一、がんに対して
1000人規模のランダム化比較試験の末、
延命効果が確認できた漢方薬だそう
新見先生は、慶應大学卒業後外科医を経て
オックスフォード大学で
免疫学の研究者として西洋医学を極めた上で
漢方医として東洋医学を推進される先生
基本はカウンセリングと漢方薬の服用なので
遠方でも電話診療に対応してくださいます
お電話の語り口もやわらかく、
とても信頼できそうな先生でした
以前も書いた通り、
「メンタルケアとプラシーボ効果で勝とう作戦」
なので、
それ以外にも以下のようなことをしています:
・毎日ポジティブな声かけをする
・メンタルの不安を取り除くためにハグを沢山する
・患部に対するアロマオイルのハンドマッサージ
・アロマバスの入浴
・深い腹式呼吸
・好きな音楽を聴く
・美味しいものを食べる
・短期的な目標を立てる
・冷え対策
・ブドウ糖の摂取コントロール(炭水化物は適度に摂る、炭酸飲料などの過剰摂取を控えるだけ)
などなど・・・
とにかく本人の心の栄養になりそうなことを
全部していて、
まだ退院して1週間しか経っていないのに、
とても顔色もよく動きもスムーズになりました
そんなわけで、全く諦めるどころか、
ここからの巻き返しをガチで信じています😊
合言葉は、「ママ(私)がいるから大丈夫❣️」
ここから復活劇を、
いよいよ頑張っていきたいと思います✨