
我が家のかんたんモンテッソーリ その1
我が家は、親に無理のない範囲で
モンテッソーリ教育の考えを取り入れています。
夫の病気が発覚してから
しばらくはそんなことを考える余裕もない
時期もありましたが
振り返ってみるとやはり、
モンテッソーリ的な関わりを心がけていた頃は
子どもも比較的穏やかで落ち着きがあり
よく言うことを聞いてくれていたし
私もイライラすることが少なかったように思います🥺
そこで、大人に余裕のない時でも
せめて意識や心掛けだけでも取り戻そう!
と、最近再びモンテッソーリ的な
関わりを意識するようになりました。
今日はそんな我が家のおうちモンテについて。
おうちモンテッソーリの本
私は、北川真理子先生の本やオンラインサロンで
おうちモンテを学びました。
今はオンラインサロンは退会してしまいましたが、
本当に参加してよかったと思っています。
ほかにもモンテッソーリ教育の本は
いろいろ読みましたが
この本はダントツに内容が
シンプルにまとまっていて、おすすめです🩷
何の道具もなくても、
誰でも今日からできることが、
「親の関わり方」。
うちは、まずは関わり方をベースに、
その次に環境設定を心がけています。
今日は、主に関わり方についての話。
まずは親のメンタルから
関わりを意識するには
どうしたって親のメンタルに余裕が必要。
今、時間のない限られた余裕のない状況で
イライラしないのは本当に至難の業で、
特に疲れ切った夕方以降は頭が回らないので
「もう少しこうしよう」
という考えすら浮かびません。
そういうときは、もう仕方ないです😅
諦めも大切です。
できるだけガミガミ言わないようにしよう、
それだけをなんとか意識して
無事に1日乗り切れればOK❣️
そんなふうに、自分を常にほめて
認めながらやらないと、
子どもをほめて認める教育なんて、
出来るはずがないですから・・・☺️
我が家のおうちモンテッソーリ的関わり3選
そんな自分に甘々な我が家のおうちモンテですが、
私がこれだけは!と心がけていること、
トップ3がこちらです。
親のさせたいことをさせない
ひたすら最大限に子どもがやりたいことを
主体的にさせてあげること。
例えば、
「うちの子全然お絵描きしない・・・」
「公園行っても、砂場に座ってばっかりで全く遊具で遊ばない・・・」
というように、どうしても親は
自分の都合の思惑を、
自分のタイミングで子どもに期待してしまいがち。
でも、そこはぐっと堪えて
基本はノータッチ❣️
子どもがやりたくなったら、
自分から動き出すタイミングが必ずある。
うちの長男は、全くお絵描きをしない子で
「この子は絵に興味がないんだ」と
思っていたけど、
5歳から突然描き始めるとみるみる上達して、
あっという間に
新聞社の賞をもらうぐらいにはなりました😆
本人が自分のタイミングで動く時こそ、
本人の能力が開花する時。
大事なのは、本人が描きたいと思ったら
いつでも描けるように
紙と画材は手の届くところに置いておくこと。
親はひたすら、信じて待つのみ!
10%でいいから自分でやる
長男はわりとなんでも「自分がやる!」
というタイプだったのですが、
甘ったれの次男はなかなか自分ではやらない。
着替えやお支度、
お片付けやお手伝いなど、
気が利く兄がパパっと代わりにやってしまうので
ほとんどやらずに済んでしまいます😅
そんなときは、長男にも協力してもらって
「これは(次男)くんのお仕事だから、
(次男)くんが自分でやらないといけないんだ」
と説明して、
私が次男を手伝う形で一緒にやります。
例えばそれがお片付けだったら、
それがトミカ1台しまうのでも、
絵本一冊しまうのでもいいから、
何か本人にやってもらう。
そうすると、なんとなく流れに乗って
そのまま残りのトミカを
全部入れてくれることもあるし、
その1台をしまったっきり
全く何もしないこともありますが、
「自分の仕事なんだ」という
意識を持たせることは続けています。
例えば保育園のお支度を、
リュックに入れる一歩手前までやってあげて、
リュックに詰めるところだけ
本人にやらせ続けた結果、
リュックの前に支度のセットを置いておくと、
自分でパパッと入れるようになったり
またお着替えイヤー!と言っていたのが
毎日「今日はどの服がいいかな?」
と自分で選ぶことをさせ続けていたら
いつのまにかお着替えを自分からする!
と言うようになったり
(言うだけでまだ1人では着れないのですが😂
自分から言うようになっただけでもかなり進歩👏)
とにかく自分から動き出すまで
根気強く「10%参加」を促していると、
本人の中では自然と
「自分でやっている」という意識に
すり替わっているようです😂
親がやっている姿を見せる
もう、究極はこれ1つでも充分だと思ってます。
親が毎日部屋をリセットする。
きちんと姿勢良く食事をする。
ていねいな言葉で会話する。
間違えたときはきちんと謝る。
でも、実際はこれが一番難しい・・・😅
「ねえ、これさっきやらないでって言ったよね?!
もういい加減にして!」
みたいな言い方、したって何も良くならないと
わかっているのに、
やっぱり疲れているとどうしても
出てきてしまうのです・・・😭
なのでイライラせずに過ごすために、
いろいろ工夫もしてます。
そんな話も、また別の記事で書いてみたいと思います。
ちなみに昨日は十五夜。
うちでは福音館書店の小さなかがくのとも
を定期購読しているのですが
(モンテッソーリ的に理想的な本です)
10月号が、「さつまいもでイモもちを作る」というもの。

それを読んだ長男が
「明日は十五夜だって!
さつまいもを買って、もちを作ってお月見したい!」
と言ったので、こういう
本人発信で「やりたい」と言った活動は、
ほかのものを全部ほったらかしてでも
なるべくさせるのもモンテッソーリ。

「自分の意見が採用される」
「自分でやると決めたことが、自分の力で取り組める」
という経験は
どんな勉強よりも本人の自信や
自己肯定感に通じることなので、
そういう経験をさつまいも1本で経験できるなら
安いもんです(笑)
洗濯は大量に溜まってるけど・・・😅
ちなみに、我が家は長男の時に
かなり家の環境を子どもが自立できる環境に
整えたので、その点は今でもやってよかった、
と感じています。
また今後の投稿で、
我が家が実際にどんな環境にしているかも、
投稿していきたいと思います🥰
続きはこちら↓