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ピーチ航空の企業努力

MOMOMAG創刊号に出逢う

2024年12月4日。
石垣島〜成田空港の飛行機内で、MOMOMAGという雑誌が目に止まりました。

創刊号だそうです😄

冒頭文には、雑誌の趣旨が以下のように書かれていました。

この機内にはWi-Fiも、デジタルコンテンツもありません。だからこそ、このMOMOMAGを使って旅をもっと楽しんでいただきたい!そんな思いを込めて、お客さま参加型の仕掛けをご用意しました。

MOMOMAG創刊号より
ポップで独特な雰囲気のイラストが目を引きますね

ネット社会の現代。多くの人は飛行機が地上を飛び立つ直前までスマホに目をやり、誰かとの連絡に勤しむ。もしくはしばしの空の旅を誰かに発信する。

束の間の空の旅の最中にもスマホを手放すことはなく、オフラインゲームや写真の整理に勤しむ。

さらには地上に降り立った途端、堰を切ったようにスマホを確認し、SNSやLINEなどネット情報にアクセスする。

自分も、自分を取り囲む周囲の人たちも、おおかたそのような行動パターンで行動しているように思う。

旅の途中で味わった経験や、非日常体験を、ネット上に情報を置くことで日常経験の一部に取り入れようとする、ある意味自然の行為かもしれない。

しかしながら、旅の経験や非日常体験を、マインドフルに自分の中に落ち着かせるためには、もっと深い意味での経験や思考の咀嚼があるべきかなと心のどこかで感じていた。
つまり、ネット情報からしばし離れ、「内省」「内観」という時間を持つことだ。

「MOMOメモ」に取り組んだ感想

「MOMOメモ」は、シンプルに自分の心の声に耳を傾けられるような文面と問いかけで構成されていました。

具体的にどのような文面や質問が登場したかは、搭乗した人でないと知ってはいけないと思うのでこちらに載せません(笑)

しかし、私は素直な気持ちでこの仕掛けにチャレンジしてみた結果、深い内省の時間を持つことができました。普段何気なく見過ごしている自分のうちなる感情や思考に気がつくことができたと思います。

「内省」は、朝起きた時や夜寝る前など、やろうと思えば実はいつでもできるはず。けれども日々の感情の揺れやネット情報に時間を搾取され(搾取される行動の選択をしているのは自分自身なんだけどつい受動態で被害者的に言ってしまう)、都度自分自身に言い訳を並べ、日々をやり過ごしてしまう。

そんな自分にとって、「MOMOMAG」はマインドフルな行動の選択をさせてくれました。

このMOMOMAGの「仕掛け」というのは、旅の最中に束の間の「オフライン」=「デジタルデトックス」のチャンスを提供してくれるものだと思いました。

次回搭乗するのも楽しみになりました。ありがとうございました!

ピーチ航空の企業努力、素敵ですね。

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