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壊すのは秒だが、回復には時間がかかる

こんにちは。波希です。


先日、YouTubeで漢方養生指導士であるロン毛メガネさんの動画をみていたら、ロン毛メガネさんが「体調を崩して安定するまで6〜7年ほどかかった」と仰っていました。


こちらの動画をみていました。

ロン毛メガネさんのSNSはこちら。


動画をみたときは「そんなに時間がかかるの!?」とびっくりしましたが、思い返せば私も一度、心身の不調から回復したと自覚できたのは5〜6年経ってからようやくでした。



今回は「全快するにはめちゃくちゃ時間と労力がかかるよ。体調がなにより最優先!!」についてお話しします。


1.胃腸の調子を整えるのに6年かかった。



ロン毛メガネさんは胃腸の調子を立て直すのに、「2〜3年は良くなったり、悪くなったりを繰り返し、安定した状態になるまでは6年ほどかかった」と動画で話しています。



これを聞いて、みなさんはどう思われますでしょうか?


「きちんと養生すれば治るんだ!」ですか?
それとも「そんなに時間かかるの!?」でしょうか?



私は「胃腸の調子を立て直すのに6年!!」と白目を剥きそうになりました。
そこまで調子を崩してなお、立て直したロン毛メガネさんの努力はいかほどのものか…と思わず考えてしまいました。




でも、私もハードワークをした結果、心身の調子を崩した経験があります。
1年間は何もできませんでした。
2〜3年は良くなったり悪くなったりを繰り返しながら、少しずつ体が動くようになり、ようやく回復できたのは5〜6年ほど経ってから。


回復にはそれだけの時間がかかりましたが、病気の発症は1年足らずでした。


2.体を壊すのは簡単だが、回復には時間がかかる。



そんなの当たり前だよ! と思われるかもしれませんが、体を壊すのは秒ですが、元の状態まで回復するには相当なエネルギーと時間が必要になります。


むしろ元の状態に戻れるならまだいい方で、どんなに養生をしたり、努力をしても元の状態に戻らない場合もあります。


きちんと病気に向き合って養生したからこそ、6年で立て直せた、とも言えます。

体調を崩してから10年、20年……死ぬまでずっと不調を抱えてしまう可能性だってあるのです。


3.なによりも自分の心身を大事に



ご飯を美味しいと思えるのも、仕事ができるのも、趣味が楽しいと思えるのも。
すべては心身が正常だからこそ感じたりできることです。


「なによりも自分の心身を大事に」


よく見聞きする言葉ですが、なによりも心身を大事にできた場面って皆さんはありますか?

私は病気になる前、これっぽっちも出来ていませんでした。


「自分の身体を大事に」とはよく聞きましたし、自分もよく言っていました。



ですが、あの時はまったく理解をしていませんでした。心の片隅で「そんなこと言っても急ぎの仕事あるし、しょうがないよ」「休んだって仕事が溜まるだけで後々キツくなるだけだし…」
しょうがない。どうしようもない。そう思ってただ動き続けるだけ。

慢性的に疲れていたこともあり、思考停止に陥っていたのです。


4.まとめ



今の私が病気になる寸前の自分に声を掛けるならこう言います。


「まず寝ろ。そしてご飯を食べて運動しろ」
「生きる上の土台を崩してまでやるべき仕事ってなに?」
「人目とか気にしてる場合か、自分の体調は自分でしか守れないんだぞ!」


って。

私は病気になった経験から、日頃の体調管理や養生の大切さを学べたと今は思っています。
ですが、病気にならないならそれに越したことはありません。


今、病気ではないけど不調を抱えている人がいたら「病気になる前にしっかり休んで!」と言いたいです。体を壊した時、会社は責任を背負ってはくれませんから。

みなさんが日頃、体調管理のために気をつけていることはなんでしょうか?
また、健康には悪いよな…と思いつつ、ついやってしまう事はありますか?
(私はつい食べ過ぎてしまうことです…)
自分の身体は替えのきかないもの。
ぜひ体を労って、毎日を健やかに過ごしてくださいね。



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