どんなお仕事人生歩んできましたか?
今度出版するkindle本では、note記事を、建築学生→20代→30代→40代と、年代順に並べています。自分の仕事の半生、と言っても大げさですが、こうやって今までの記事を並べてみると、他の人は、どんな仕事人生を歩んできたんだろう?てことが気になります。
もともと、人の人生をのぞき見することが趣味で、これまでやってきた企画「#けんちく本棚」や、「#どーゆーなりゆきで建築に」でも、それぞれの深い人生の一部を垣間見ることができ、楽しませて頂きました。
少し前、私の父親くらいの世代までは、1つの会社、組織で定年まで勤めあげることが普通だったようです。父についても、その組織の中や外で、さまざまなドラマや葛藤があったのだろうと推測します。
今は、いろいろな職種や会社を経て、自分に適した仕事、やりたい仕事に近づいていく人が多いのかもしれません。「#どーゆーなりゆきで建築に」の皆様の投稿を読んで、そんなことを思いました。
ドラマや小説では、その職業のトップのキラキラした主人公に目が行ってしまいがちです。なので、子供や学生の頃は、勝ち組になるには、そのトップを目指さなきゃいけないんだ!って無意識に思っていました。そうやって、1つの職業を極めて、出世しなきゃいけないんだ!って。(そういう世の中の風潮もあったと思います。) 建築学生だったら、「建築家」を目指さなきゃいけないんだって、どこかで思っていました。とんだ勘違いです。
今の子供たちも、大人に、「将来何になりたいの?」と聞かれて、何か1つ目標を決めなきゃいけない、みたいなプレッシャーがあると思います。
昔の自分や子供に言いたいことがあるとすれば、「いろいろやってみて、自分のやりたいことに近づいていけばいい」ということです。
そして、「大企業で出世する」とか「有名建築家になる」というわかりやすい成功じゃなくても、仕事をやっていって得られる幸せがたくさんある、ということです。
だめだ。まだまだ社会のこと何もわかっていないのに、年寄りくさい文章になってしまいました。
要は、ドラマチックな映画や小説じゃなくて、普通の人がどんなこと考えて仕事や生活をしているのかが気になる、という話です。私は、それが気になって、noteの中をうろついているのかもしれません。
とりとめのない文章になってしまいました。
過去にやった企画はこちらです。
3月3日発売予定の本はこちらです