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【AOMORI GOKAN 制覇の旅②】十和田市現代美術館と青森県立美術館に行ってみた

二日目。
7時過ぎに起床。朝ごはんは和定食。
卵を目玉焼きにしてくれた。
美味しいとご飯を食べすぎるから程々に。

チェックアウトして、十和田市現代美術館へ。
徒歩10分くらい。

十和田は馬が有名らしい。一緒に歩いてるみたい
八重桜は満開でした

十和田は道端にも作品があって、椅子やソファみたいなものが点在していた。

突如出現するソファ。見た目に反して硬い笑

ただやはり、印象に残るのはシャッター街。
シャッターの並びにポツンとある作品たち。
なんともいえない気持ちになった。

きっとここから、盛り上がることを信じて。

現代美術館着。荷物を預けて、まずは常設展。

昨日から打って変わって晴天!映え〜

とにかく、常設がすごい。
すごい作品たちが勢揃い。
空間モノが好きな私の心を鷲掴み。

一つ一つが、遊び心と想像と、
メッセージに溢れていた。
これは、1,800円以上の価値がある。
(安すぎん?マジで)

全部(本当に全部)よかったけど、
中でも木の作品と、塩田さんのやつはやばかった。

現実と夢の間。最高。
正面はまんま木なのに、裏側は強烈な違和感
小動物視点
写真じゃ伝わりきらない…ぜひ現地へ!
塩田さんの作品。ヤバ過ぎる…
これが「水」の作品。たしかに激しい水飛沫
ほんと、入って欲しい、この空間に。
心躍ったなぁ。。。
工程が分からない。それも好きポイントの一つ


リトリートしてた。心の震えと、落ち着きと、自分の中で禅問答みたいなやつがぐるぐる。

最高。

ただ、本当にバリエーションがあるから、
人によって刺さる作品が違うと思う。

一番有名かな?目が合わないんだなぁ
これ、ワクワクしない?椅子の位置も最高
圧巻。これは人間の歴史を感じたなぁ
歴史の始まりとしたら、アダムとイブと…もう一人?
きゃわたん
この手!どんな気持ちで力入れてるんだろう
この中、入れますよ。刺さった作品ありましたか?

あそこはアートリトリートしたい。
きてくれる人いるかな…

同じタイミングで回った年配のご夫婦も、
旦那さんが子どものようなリアクション。素敵。

アートは、大人の中にある子どもを
呼び起こしてくれる。
ほんと、童心に帰った時間だった。

企画展は、百瀬文さんの「口を寄せる」。
これもよかったなぁ。問いをどんどん投げてくる。

かけてみて!面白いことが起こるよ!
歯って軽いんだなぁ…ってたぶんそこじゃない

ここでも感じたのは、曖昧さ。
普段私たちが区別しているものは、
実はあんまり分けられない。

無理やり分けようとするから、
無味乾燥なものになってしまう。
(habitにもあったような。そんな歌詞。)

分ける時はちゃんと意図を持って。
それも相手への思いやりがないと、ナイフになる。

主客なんて、本来あってないようなもの。
関係性を反転させてくれる作品たち。楽しかった。

マチナカにある常設展示が休館だったのが唯一の心残り。旅程的にやむを得ないけど…

くそー上がりたかった〜!!


秋の企画展も超魅力的。もう一回行きたい。

名残惜しすぎる十和田を後にして、
JRバスで八戸へ帰還。

実は、一日目に間違って、
二日目に乗る予定だった八戸→新青森の新幹線の
切符を一日目の日にちで予約してしまい。

もう発車しちゃった列車だから全額払い戻しは
無理かと思ったが、乗車券分は返ってきますと
みどりの窓口で聞いて、ちょっと安心。

お昼の駅弁「濃厚蟹味噌の蟹ご飯」を買い、
また新幹線はやぶさへ乗車。

八戸→新青森のわすが23分でお弁当を食す。
かにの出汁が沁みたご飯が美味。

蟹味噌もだけど、ご飯が美味しかった。
そして、下でライトが光ってる。目みたい。

13時半ごろ、新青森駅着。
ここも、駅周辺は何もない。
ホテルも、大きいのは東横インだけ。

新幹線ができたのが最近とはいえ、
なんかもっとできる気がしてならない。

そして、市のルートバス「ねぶたん号」で
青森県立美術館へ行こうとするも、
小さいバスに多数の観光客でぎゅうぎゅう。

臨時のバスを出せるほどの余裕がないのも
分かるが、あれは体験価値が駄々下がり。

予定より早めのバスに乗って、
乗り溢れるのは絶対阻止しようと誓う。

青森県立美術館は14時過ぎに到着。
ここも広大な土地。それだけで気持ち良い。

シンボルマーク。明かりがつくところも見たかった
あれ、庵野さん⁇
ひろ〜〜〜い!

企画展で庵野さんの個展をやっていたけど、
時間の兼ね合いで常設のみ観ることに。

とにかく、青森出身のアーティストに
フォーカスを当てた美術館。

現代なら奈良さんや
成田さん(ウルトラマンのデザインした人)、
近代は棟方志功。

奈良さんの作品、一気にたくさん見れてよかったし、
特別展示もよかった。シャガールの4作品は圧巻。

どーーーーーん。
何を話そうとしてるんだろう?
上と下とで、アウトプット変わるのかな?
表情がなんともいえないよなぁ
四季のガラスの器。私は秋が好き
佐野ぬいさんの作品。音楽とアートの融合。
これ、よく見るとゾッとする
土嚢に埋もれた人。異常を積み重ねるとこうなる

というか、アレコホール(展示ホール)が圧巻。
ここでも、建築やデザインの威力を知る。

巨大な空間にシャガーーール!あまりにデカ過ぎる
あおもり犬。項垂れて寂しそう…
森の子。母のような表情
これ、森に生きる魂なのかな一つ一つ。すごいエネルギー

カフェで急ぎアップルパイを食べ、
ショップをサッと見て、早めにバス停へ。

不思議な味だったな、このアップルパイ

帰りもなんとかバスに乗れたものの、
あれはもったいないなぁ。
車じゃない人は、タクシーの方がいいかも
(台数あるかわからないけど…)

混雑の影響で新青森で奥羽本線を1本逃すが、お土産&休憩タイムにする。

ほんと、どこにいってもりんご。
曇りで寒くなったのでアップルジンジャーで
温まり、組み木のうさぎマグネットと
りんご茶をお土産に購入。

ここから弘前へは、奥羽本線で40分くらい。電車に揺られ、18時過ぎに到着。

リンゴジュースの自販機!

寒い。より山あいに来たからだと思うけど、 上着持ってきてよかった。

ホテルの夜ご飯がないので
救世主であるラーメン屋さんを探すと、
ホテルの隣にお店を発見。

ご当地ではなかったかもしれないけど、
濃厚ドロドロスープに具が盛りだくさん。
満腹。

チャーシューもほろほろで美味しい!寒い身体が温まる

弘前グランドホテルにチェックイン。
リンゴジュースをいただく。

アメニティが充実してたけど、
過去にたくさんのおじさまが泊まったんだろうな、
という感じの香りが残る。

あと、シャワーカーテンの匂いが私にはキツくって
一日目よりは落ち着かなかった。

とはいえ、今日も疲れたので就寝。
明日は最終日!弘前〜八甲田地域へ。

《another photos》

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