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#BlackLivesMatter
「Black Lives Matter?あ、暴動の話?」と思っている人へ
5月末から6月にかけて世界中でニュースになっていたアメリカの人種差別抗議運動。これに対して、こんなイメージを持っている人はいないでしょうか?
「一人の犯罪者が、警察に逮捕される最中に亡くなった。その人がたまたま黒人だったのを口実に、過激派たちが車に火をつけたりスーパーを略奪したりして暴れ回った」のだと。
前半、「一人の犯罪者が、警察に逮捕される最中に亡くなった。その人がたまたま黒人だったのを口
警察の「軍事化」問題:暴力的な警察を生んだシステム
自己紹介こんにちは、宮武(@tmiyatake1)です。これまで日本のVCで米国を拠点にキャピタリストとして働いてきて、現在は、LAにあるスタートアップでCOOをしています。Off Topicでは、アメリカのテックニュースや、直近ではアメリカの人種差別など社会問題を解説するnoteとポッドキャストをやっています。まだ購読されてない方はチェックしてみてください。
はじめに多くの人々が今回のジョージ
コロナ禍で起きている BLACK LIVES MATTERデモから考えさせられたこと
みなさんご存知かと思いますが、先月末にミネアポリスで起きたGeorge Floydさんの事件を受けて、アメリカのみならず世界の都市でBLACK LIVES MATTER のプロテストが行われています。
この記事に使っている写真は全てマンハッタンに住む私の友人Rik Nagelがピッツバーグで行われたデモ行進で撮影したものです。
亡くなった当時46歳だったGeorge Floydさんは、2メートル近
犠牲者はジョージ・フロイドだけじゃない
アメリカの #BlackLivesMatter 運動や抗議デモが、日本でもニュースになっていますね。
その引き金となった出来事については、すでに何度も報道されているかと思います。5月25日ミネソタ州ミネアポリスにて、手錠をかけられ無抵抗だった黒人男性を警官が窒息死させた事件。被害者ジョージ・フロイドさんの名前と、その一部始終をおさめた動画は、瞬く間に世界中をかけめぐりました。
実を言うと私は、