見出し画像

私、幸せだよ。誕生日に過去を振り返る

そういえば、ひと月ほど前、誕生日だった。

それなりに節目の年だから、それなりに思いを文章にしておこうと思った瞬間もあるけれど、当日はいつものように取材に行き、原稿を書き、子ども達とケーキ食べながら軽口をたたき、また仕事をして終わった。

その後も、自分のためのブログを書くより、誰かのプロフィール書いたり、サイトのお手伝いをしたり、お悩みを聞いたり。
「誰かのため」が楽しくて、気がついたら1ヶ月経っていた。

「誰にもお祝いしてもらわなくても、誰よりも私自身が、生まれて良かったと充分に思ってるから平気だわ」と思っていたら、8月中は充分な人にお祝いをしてもらった。幸せだ。



今日までの道のりを振り返る

❤︎シャイ過ぎて自分自身のことは全く話せないけれど、空想と創造のお話ならできた4歳、

❤︎シャイ過ぎて発言はできないけれど、「先生あのね日記」が楽しく、毎日書き続けた6歳から10歳、

❤︎芦屋の山の中で近所友達もおらず、虫で遊ぶか、ソファに埋もれて本を読むかだった7歳、

❤︎公には冗談も言えないけれど、友達や大人たちに頼まれて、ユーモア手紙を書き続けた8歳、

❤︎書くことが好きだけれど、ライターなんて職業は知らず、とりあえず「小説家になりたい」と書いてタイムカプセルに埋めた10歳、

❤︎シャイ過ぎて日本語も人前で話せないのに、卒業文集に「英語で友達を作りたい」と書いた12歳、

❤︎話すのは苦手だけれど、友達とのコミュニケーションは聴き役に徹することで「癒される」と言われた14歳、

❤︎平和に退屈して、天井を見上げながら「恵まれているけれど、幸せを感じられないな」と思った15歳、

❤︎雑誌に文章を書く人になりたいけれど、あれは特別な人たちだと諦めて、趣味で雑誌投稿や新聞投稿を楽しんでいた16歳、

❤︎国語の先生に「文章がいいね」と褒められて、でも「日本語なんて誰でもできるし」と英語ばっかりしていた17歳、

❤︎小さい頃から親には「仕事なんてしなくていい」と言われ続け、就職にも反対され、自分は仕事に向いていないのかと思っていた私、

❤︎「だったら私には何もない。空っぽで価値もない」それにしては人生長すぎる思っていた私、

❤︎でも一方で、物心ついた頃から「自分には何かできる」と感じていて、でもそれがどう役立つのかわからず苦しんでいた私、

❤︎母親に「悩める子ども達に『すべては親に起因するよ』と言ってあげるために、カウンセラーになりたい」と言った19歳、

❤︎英語を活かしてみたくて、親に反対されながら就職したら、仕事の楽しさに目覚め、少し自分を好きになった23歳、

❤︎結婚したら、子どもを産んだら、「ただのおばさん」になって女の価値は下がるのみ!と恐れていた25歳、

❤︎楽しかった職場を結婚退職し、何かしたい!ともがいていた29歳、

❤︎やっぱり私は書きたい!という衝動で、ライターとして初めて文章でお金(20ドル)をもらった30歳、

❤︎取材時の乳児の託児所探しに疲れて一旦ライターをあきらめて、保育園用のハンコ目当てに英語の仕事で雇われた38歳、

❤︎ありえないような展開で、ライターに引き戻された39歳、

❤︎かつての自分のように、自分の強みがわからない人を助けたいと思った44歳、

❤︎インタビュー、ライター、人の話をひたすら聴くセッション(カウンセリングとコーチングの融合と評される)の仕事が途切れることなく、天職だと実感した40代ずっと。

そして、今

それらの道を歩んで私は今、創ること、聴くこと、そして書くことを仕事にできている。
カウンセラーの資格を持って、人の想いに耳を傾けている。

聴くことが楽しい。言葉にすることが楽しい。
誰かの役に立って、喜んでもらえている。

かつて「何かできる」と思っていた、その力を活かせている実感がある。

そういえば、英語で友達も作っている。

かわいい子ども達がいる。

女としても、20代とは違う価値があると言ってもらえる。

お誕生日をお祝いしてくれる人がいる。

何より、私自身がこれまでの どの私より、今の私が好き。

そんなわけで、私、幸せだよ。

ありがとう☺️

おまけ: 友達が「みきてぃの写真、シワやほうれい線など色々気になったので、レタッチしといた」と送ってくれた。誕生日プレゼントだって。

今よりシュッとしてる…。
こうして「アフター」の写真が先にできたので、この1年、実物もこれを目指して美活に励みます💪

💎なまず美紀の新着記事

💎なまず美紀ご紹介いただきました

💎なまず美紀のお仕事サイト


最後までお読みいただき、ありがとうございます✨💕