まぶたの裏の膜
まぶたを閉じると何も見えなくなる、とみなさん思っていますよね。実は違います。
まぶたを閉じている状態。それは、まぶたの裏を見ている、ということです。
では何故まぶたを閉じると、何も見えないと感じるのか。
それはまぶたの裏と眼球のあいだに、膜があるからです。
そこの膜は意識しないと認識できません。目を閉じて、肩の上に意識を持っていくようにすると少し見えます。一度見えるようになると、2回目以降は自然と見えるようになりますよ。
膜は幾何学的な模様に見えます。眠れない夜は、その膜を見ながら眠ると、いつの間にか寝ています。
また、その膜の模様は見るたびに違って見えます。あるときは市松模様だったり、砂嵐だったり。あるときはフラクタル図形のようだったり。動いてるのもあるんですよ。
それで、おとといの出来事なんですど、夜、寝ようとして目を瞑っていたら、一度渦巻きがぐるぐるぐるぐる回ってる模様が見えたんです。
これが見えるのは初めてだな、なんて考えてたら、突如その模様が物凄く拡大されたんです。そのときは、驚いてすぐ目を開けたんです。なぜだかわからないけど、とても怖かったんです。
それで、あれ、なんだったんだろうって、考えてて、思いついたんです。
あれ、模様が拡大されたんじゃなくて、膜が近づいてきてた、いや、自分が膜に近づいていたんじゃないかって。
それで、なんですけど、あれ以来寝てないんですよ。だって、目を閉じたら見えちゃうでしょ。膜。
瞬きするとき一瞬見えるんですけど、あれずっと渦巻いてるんですよね。ぐるぐるぐるぐる。獲物を待つかのように。
どうすればいいですか?
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