「寄付文化」なんて根付かなくていい理由
「日本には寄付文化が根付いていない」
などと批判的に語られることがある。
しかし、私は日本に寄付文化が根付いていないことは喜ぶべきことであり、むしろ寄付を「素晴らしい行為」と称賛する風潮こそ問題だとすら考えている。
さらに言えば、「資本主義社会に寄付文化を根付かせよう」などという発想自体が馬鹿げたものだと考えている。
なぜ寄付は賞賛されるべきではないのか?
なぜ日本に寄付文化が根付いていないことは喜ぶべきことなのか?
寄付について私が考えていることをまとめてみたい。
「かわいそうな人」だけを寄付で助けたい”善良”な人々
以前、寄付について書いたXでの投稿にこんなコメントが寄せられたことがあった。
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