ナマポ貴族(生活保護)のススメ

「ワーキングプアより生活保護を選ぶ人」を増やすことで日本をよくすべく、生活保護受給を勧めまくっている人。現役ケースワーカーかも?

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生活保護の申請は役所に行かずに郵送しよう

生活保護を受給したいと考えているものの、いざ役所に行って申請を断られたり、水際作戦で嫌がらせをされたりすることを心配する人もいるだろう。 そんな人たちのために、役所に行かずに郵送で生活保護の申請をする方法を解説したいと思う。 そもそも水際作戦とは?生活保護における「水際作戦」とは、申請しに来た市民に対し、 「ハローワークで仕事を見つけられないか?」 「扶養してくれる家族がいるのではないか?」 「貯金があるならまだ申請は受け付けない」 などなど、「相談」という体で生活保

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    • 「寄付文化」なんて根付かなくていい理由

      「日本には寄付文化が根付いていない」 などと批判的に語られることがある。 しかし、私は日本に寄付文化が根付いていないことは喜ぶべきことであり、むしろ寄付を「素晴らしい行為」と称賛する風潮こそ問題だとすら考えている。 さらに言えば、「資本主義社会に寄付文化を根付かせよう」などという発想自体が馬鹿げたものだと考えている。 なぜ寄付は賞賛されるべきではないのか? なぜ日本に寄付文化が根付いていないことは喜ぶべきことなのか? 寄付について私が考えていることをまとめてみたい。

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      • 「働き手不足1100万人時代」に向けて選ぶべき選択肢

        「2040年には働き手が1100万人不足する」 と予測する本が話題となったように、長年止めることができなかった少子化問題の結果として「(給料不足の結果ではない)真の労働力不足の時代」がいよいよ迫っている。 「労働力不足」それ自体は賃金上昇をはじめとして労働者の待遇向上につながるポジティブな側面もあるし、かつてのような就職氷河期がこの先数十年単位で起こりえないという安心材料でもある。一方でこれほどまでの労働力不足は新しい問題の原因ともなっており、これからの10年ほどの政治的

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        • 生活保護受給者にペット飼育を推奨する理由

          こちらの投稿についての補足と、寄せられた反応についてのコメントを書いていきたい。 実はこの投稿自体は過去1年間に2回ほど投稿したことがあり、2回ともほとんど反応がなかったため今回も話題になることはないだろうと予想していた。しかし、XのアルゴリズムのせいなのかXのペット界隈(?)に引用されたせいなのか、当日の昼過ぎにはかなりの数の反応が集まり、補足投稿での私の煽りやちょっとしたミスが原因で予想外に拡散されることとなった。 この補足投稿でのミスは「月1000円前後」というやた

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          サラリーマンの最悪な趣味は「高級時計」である

          満員電車に揺られて通勤し、上司や同僚や顧客との人間関係に悩みながら、やりたくもない仕事を来る日も来る日も繰り返す生活が数十年続く…。それが普通のサラリーマンの人生だ。 そんな人生に多くの人が耐えることができる理由の一つが「趣味」だろう。 趣味があるからこそ人々はお金を稼ごうというモチベーションが生まれ、そのために日々のストレスに耐えながら労働することができる。もしもなんの趣味もないという人がいるなら、その人は長期的には働くことの意味を見出せなくなり、うつ病やひきこもりへの

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          「働きたくないから生活保護」が社会的に認められるべき理由

          「働きたくないから生活保護」という生き方を猛烈に批判する人は少なくない。 私のXでも、「働きたくないなら生活保護で暮らしましょう」という趣旨の投稿には 「働かざる者食うべからずだろうが!」 「収容所に集めて強制労働させるべきだ!」 といった具合に批判が集まる。 私自身も普通に働いて納税している人間であるため、自分の給料から天引きされた税金が「働きたくない」という理由で生活保護を受けている人に使われることに不満を抱く人の気持ちも理解できなくはない。 しかし、それでもな

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          勝ち組氷河期世代の道徳ポイント泥棒を許してはいけない

          この投稿についての補足を中心に、氷河期世代について私が考えていることを書いてみたい。 Xでは文字数の制限で表現・記述しきれない部分が多々あるが、noteならそのような制限もなく解説ができるので、より多くの人にこの投稿の趣旨が理解してもらえると思う。 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ そもそもこの投稿の趣旨を理解してもらうためには、「氷河期世代が不幸になる最後の世代にしよう」という言葉が何を意味しているのかを正確に理解してもらう必要がある。一見すると「下の世代には自分たちと同じ不幸を味

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          令和のサラリーマンの必須教養は「料理」である

          「英語・IT・会計はサラリーマンの必須教養」 平成の終わり頃の日本ではこんな言葉をよく見聞きした。 TOEIC800点以上、ITパスポート、簿記2級といった資格の取得を目安に、サラリーマンとしての「必須教養」を身につけようというメッセージだった。 実際、これらの資格を取得すればサラリーマンが「教養」という位置付けで身につけるべき知識は網羅されていると評価できるし、今でも転職活動では間違いなくプラスに働くだろう。これらの資格を取得したことで年収が上がる転職に成功したという

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          歯列矯正が保険適用にならない「言ってはいけない」理由

          日本の医療保険について多くの人が長年抱いてきた疑問の1つが、 「なぜ歯列矯正は保険適用にならないのか?」 というものだろう。 歯並びが悪いことで自信が持てなかったり人前で笑うことがはばかられたりする人は多く、歯列矯正が保険適用になって治療を受けやすくなれば多くの人の幸福度が向上することだろう。 また、歯列矯正は単に見た目がよくなるという審美的なメリットだけでなく、嚙み合わせが整うことによって集中力やパフォーマンスが向上したり、ブラッシングがしやすくなることによって歯周

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          「人手不足が賃上げに繋がるとは限らない」という大いなる誤解

          「生活保護と大差ない給料で働く人が仕事を辞めて生活保護で暮らせば、人手不足が加速して労働者の給料が上がる」 という趣旨の投稿をXで発信すると、必ずといっていいほど以下のような意見が届く。 定期的に届く意見なので、どうやら少なからぬ人々が「人手不足が賃上げに繋がるとは限らない」という考えを持っているようだ。 だが、この意見は明確に間違っていると言わざるを得ない。 「人手不足なのに給料が上がらない業界や会社」なんて、ただの1つも存在しないからだ。 では、なぜ「人手不足で

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          なぜ「弱者」はあらゆる分野で「弱者」になってしまうのか?

          実に不可解なことだが、生活保護バッシングをしている人には低所得者や障害者、精神疾患の患者など、いわゆる「弱者」とされる人たちが少なくない。 彼らは何かアクシデントが起きればすぐに生活保護に頼らざるを得ない存在のはずだが、そのような立場でありながら生活保護を攻撃する姿を見て、「”無能は敵を間違える”とはこのことか」と私は冷めた思いを抱いていた。 しかし、実は「弱者なのに生活保護に攻撃的」という存在こそが、弱者問題を考える上での重大なヒントであることに最近になって気づいた。そ

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          健康な受給者が増えると生活保護は引き下げられていくのか?

          X(旧Twitter)にて、とあるアカウントとやり取りをする中で以下のような趣旨の主張をされた。 正直に言って、 「よくもここまで間違いに間違いを重ねられたものだな」 という感想しかない。 笑ってスルーしてしまおうかと一瞬考えたが、このように妄想と偏見で生活保護制度に誤った認識を持つ人々がいることは問題であり、間違いを正していくべきだろうと考え直した。 どこがどう間違っているか、以下に詳細な解説を書いていく。

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          「ワーキングプアを拒否して生活保護で暮らすこと」が社会貢献になる理由

          このnoteや私のX(旧Twitter)アカウントでは、 「生活保護と大差ない給料で働くことは社会悪である」 「ワーキングプアを拒否して生活保護で暮らすことは社会貢献になる」 という話を繰り返し発信してきた。 しかし、振り返ってみるとその理由について詳細に解説したことはこれまでなかった。 そんな中、Xでの活動において「働けるのに生活保護を受ける人が増えると保護費は引き下げられていく」という主張(デマ)を見聞きする機会があった。 そのようなデマを明確に否定するためにも

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          「生活保護受給者の国保加入の検討」に現役世代が反対するべき理由

          令和5年11月1日開催の財政制度分科会で使われた資料が公開され、その中で記述された「生活保護受給者の国保加入」という提言が話題となっている。 このニュースを見て、 「生活保護受給者にも医療費を負担させるらしい!政府ナイス!」 などと喜んでいるネット民をちらほら見かけるが、残念ながら政府や財務省の思うつぼとしか言いようがない。生活保護受給者の国保加入など、現役世代の労働者であれば怒り心頭で反対しなければならない話なのだから。 この記事ではその理由を解説していく。 ※誤

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          なぜ左翼活動家は生活保護バッシングにつながるデモを起こすのか?

          またも生活保護バッシングがネットで巻き起こった。 今回のバッシングのきっかけとなったのは、今月1日に京都市で行われた「生存権を求める京都デモ」について報じた朝日新聞の記事だ。 バッシングのトリガーとなったのは記事の冒頭に書れている生活保護利用者と支援者による「訴え」で、 「たまには旅行に行きたいぞ」 「たまにはオシャレもしたいぞ」 「たまにはウナギも食べたいぞ」 などといった文言が日々労働に追われる普通の人々の怒りを買ったというわけだ。 普通に働いている人々の多くは

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          「年金が崩壊してるんだから生活保護は近いうちに廃止される!」が完全にデマである理由

          「年金が崩壊してるんだから生活保護は近いうちに廃止される!」 みたいな主張をする人がたまにいるが、その主張が間違いに間違いを重ねた完全なデマである理由について解説していきたい。 これを読めば「年金が崩壊する」などというデマを振りまく詐欺師に騙されることもなくなるし、「生活保護は廃止される可能性がある」などというアホな主張に不安を感じる必要もなくなるだろう。

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