制限の設定は大事だが、制限の中で何をするかがさらに大事。【310目】
制限と聞くと、
堅苦しく自由のない
イメージだと思います。
仕事でいえば当然ながら
就業規則や納期、社内ルールなど
がそれである。
知人社長との会話で、
「社員が持ち時間の全てを
使って作業するのが問題である」
という話を聞きました。
本当に大切な事は後回しで、
「今できるいつもの作業」を
優先しているとのこと。
これはよくある、
第一領域(緊急かつ重要)と、
第二領域(緊急ではないが重要)の
線引きと優先順位が必要である事は
重々理解できます。
そして、社長が言うには、
終業時間まで
同じ作業(慣れた作業)ばかりを
行うとのこと。
まぁ、人間誰しも
そんな感じのように思います。
これを、
パーキンソンの法則と呼ぶらしい。
「仕事は、完成までに利用可能な
時間を使い果たすように拡大していく」
つまりは、
与えられた時間が長ければ長いほど、
その仕事を完了するのに、
全ての時間を使ってしまう。
それはそれで物事が進むので
問題なさそうですが、
第一領域にいくら時間を
かけたところで
何にもなりませんよって事。
私も頭の中では
よく分かっているつもり。
しかし、
私の中では、
この行動に名前が付いた事は
大きな発見でした。
〇〇の法則となると、
人の特徴的な行動を指す事が多く、
ほぼ核心を突いているからです。
調べてみると、
パーキンソン第二の法則も
ありました。
「支出の額は、収入の額を
満たすまで膨張する」
これはこれは・・・
ぐうの音も出ません。。
第一第二ともに、
何も決めず自由も楽だが、
制限を設けて、
暗黙のうちに導かれるのも
楽なのです。
スケジュールや
決められた事に対して
行動するのみなら
誰でもできますからね。
それを忙しいとするなら
何も前進していないでしょう。
私の場合、
すっかりそれに慣れて
しまっているなと反省です。
日々過ごす中で、
パーキンソンかどうかを
考える事は良い機会だと
思います。
一気に全てが変わるのは
不可能だとしても、
ほんの少しの変化は
日を重ねる毎に大きくなります。
自分自身が理解して
行動しなくては、
第三者に伝えることは
できないでしょう。
慣れた作業をしてないか?
限られた時間内にできる、
慣れた作業を探してないか?
慣れた作業に様々な理由を
つけて無駄な時間を過ごしていないか?
改めて見直してみようと
思います。
ありがとうございました。
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