綺麗な海さえあれば人は来る。だからこその感謝。【250目】
海の日。
数年前に友達が言っていた
言葉を思い出す。
「この島に綺麗な海がある以上、
人が途切れる事は無いはずだ」
彼は海の仕事ではなく、
観光客相手の商売を
20年続けています。
ですので、
変化しつつある
お客様の「質」を
よく理解している人でも
あります。
年々、注目される島ですが、
業者の「質」も問われています。
観光業でも特に賑わうのは
海の仕事。
私のおじぃは農家であり、
漁師でもある。
私が海へ遊びに行くと
100%怒られたものだ。
おじぃにとって海は仕事場
なのである。
ようは甘くみるな!
ということ。
もちろん危険はいっぱい。
綺麗な海だから安全とは、
誰も思っていないでしょう。
時代は変わり、
海を仕事にする人たちは
漁師ではなく、
観光業がメインになっている。
また、その多くは移住者でもある。
先日、海の事故が起きました。
この業者は過去にも重大な
事故を起こしたばかり。
直接本人と話した訳では
ありませんが、
海をナメテいたのでしょう。
つまりは、
金儲けのツールでしか
ありません。
残念ながら、
そう考える業者は
少なく無いと思います。
綺麗な海=ドル箱 なのです。
ただし、それは
一過性の話に過ぎないと
思います。
コロナで一旦リセット
されるも落ち着いた今、
色々な業者がタケノコの如く
ニョキニョキと出てくる。
思えば、10年前、
私が会社として構えた
事務所の家賃は2.5万円。
それでも空いていました。
近くの中古物件は、
2階建てで950万。
今の価格は単純に3〜5倍はします。
ほんの10年での変化。
10年後にはまた昔に戻るかも
知れないし、
さらに数倍になっているかも
知れない。
それは誰も予測できませんが、
突然の何かはやってくる。
それはコロナが
教えてくれた教訓でも
あります。
一撃で全てが変わる。
日頃お世話になっている
不動産会社の社長さんは
コロナ時にこう仰っていました。
リーマンショック時も、
多くの物件(ホテルなど)が
売りに出た。
これを多くの島の人が買った。
そして、また島が盛り上がると
その物件はさらに高値で売れた。
皆が皆ではないが、
最終的に島の人が得を
するようになっているのかも。
と。
時代がどんなに
目まぐるしく変わろうが、
友達が言っていたように、
綺麗な海さえあれば
人は来るように思います。
海が与える島の経済的な
恩恵は計り知れません。
その恩恵は、巡り巡って
観光とは程遠い弊社の
業績にまで影響しています。
海の日と名付けられた今日。
「海の恩恵に感謝するとともに、
海洋国日本の繁栄を願う」日。
自然豊かな海と、
保全活動を続ける人達に
改めて心から感謝する1日でした。
ありがとうございました。
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