巷に溢れる〇〇年齢。若くしたい年齢とそうでないモノ。【329目】
今年、あなたはひとつ歳を取る。
その度に、歳相応にとか、
いい歳してとか、つまらない言葉が、
あなたを縛ろうとする。
あなたは、耳を貸す必要なんてない。
世間の見る目なんて、
いつだって後から変わる。
来たことのない服に袖を通して、
見たことのない自分に心躍らせる。
他の誰でもない「私」を楽しむ。
そんな2017年が、
あなたには必要なのだから。
年齢を脱ぐ。
冒険を着る。
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樹木希林さん出演の
西武・そごうムービーで
語られた言葉です。
冒頭からすでに
ヤラれてしまいます。
博報堂が30年もかけて
計測し続けた「生活定点」調査。
実年齢とは別に
実質年齢がある。
つまりは、
よく耳にする、
精神年齢や肌年齢、
運動年齢に内臓年齢など、
あげればキリがないほどの
実年齢とは別の年齢を指します。
その実質年齢の若返りにより、
実年齢の違いの差が小さく
なっているという。
樹木希林さんの言葉は、
そのような現状を
2017年の時点で
端的に表現しています。
本人の心からの言葉なのか、
広告代理店の言葉なのかは
分かりませんが。。
先日、別々のタイミングで
高校からの友人3人に会いました。
3人とも高校生の時に
憧れだった時計をしていた。
私も普段は付けないが
持っています。
何故普段つけないのか?
これがポイントだと思います。
時計自体は派手目ではありますが、
十分に大人な雰囲気を
醸し出しています。
まさに似合う年齢!?
高校生だとちょっと・・・
といった感じ。
ようは大きくまとめると
好きな事に一貫性が
あるかどうか。
いちいち、
周りの目を気にして
年相応とか適齢期を
定めているのは他ならぬ
自分自身なのです。
真っ赤なTシャツを着ると
家族から「えっー?」と
言われ着替える。。
俺の自由だろ!とは
思いますが否定されるとね。。
一昔前は何も言わなかったはず。
スマホで様々な情報が
得られるなか、選択肢も増えた分、
いわゆる「普通はコレ」みたいな
決め事も増えているような。
最近までよく目にした
ウイルスのイラストのように、
中心の大きな丸部分が「普通」、
突起部分は「選択肢」。
色んな情報にアクセスできる時代
だからこそ、何歳であれ自分の好きな
物事にチャレンジする機会も人も
増えたのでしょう。
今更だけど今更だから
好きな事を本気でやってみる!
年齢を気にして前に進めないのは
もったいないですね。
ただし、
実年齢と精神年齢の乖離
だけは避けたいところ。
これこそ暗黙ルールであり、
精神年齢まで若返ると
裸の王様のように
なってしまいます。
そう決めているのも
また自分だったり。笑
私の周りにいる人それぞれに
「若さとは?」を聞いてみたいと
思います。
結構、なるほど意見が
聞けそうです。
年齢を脱ぐ、冒険を着る。
私を楽しむ。
ありがとうございました。