あそこは経費に対する考えが甘い会社だ!人は見ている。【219目】
クライアントとの
打ち合わせの雑談にて。
とある会社の豪快さに
ついて話題になりました。
その話から、
あの会社は経費に対する考えが
甘いのではないか。
近くで社長と接していると
明らかだ。
相当に無駄な経費をかけて
贅沢している。
と、話していました。
やはり、
人は人をしっかり見ている。
見ていないようで、
見透かされている。
そう思いました。
つまり、
社長の言動が会社の全てを物語る。
また、
社外から確認できるモノ
(社用車の動き、物流、広告など)
なども少し分析すると
分かるかも知れません。
加えて、
決算(公告)の分析をする事で
先の動きを読む事ができる。
(私はできませんが・・・)
料理レシピを紹介する
「クックパッド」。
競合他社の追い上げと
動画参入への遅れで、今まさに
苦戦を強いられている。
いち早く料理動画メインとした
「クラシル」は、
クックパッドの決算から
利益が落ちている状況で、
大胆な投資はできないと読み、
莫大な広告戦略を行い、
クックパッドに挑んだ。
と行動に出たとのこと。
このように、
あらゆる情報の組み合わせで
業界の番狂せは起こる。
仕掛けるのか、
仕掛けられるのか。
行動の全てが成功する
とは限りませんが、
のほほんと経営しているなら
そんな考えすらしないでしょう。
既存サービスの組み合わせ、
参入障壁、競合他社の動き、
大手参入の可能性など
あらゆる方向で仕組みの
構築が必要です。
パズルのように。
それでも絶対確実な事は
ひとつもありません。
自分なりの
攻めと守りにおいて、
数値によるライン引きが
必要だなと感じました。
自分の、会社の動きを
いかにシステマチックにするか。
存在する変数を消していく
戦いでもあります。
私や、特定個人でないと
できない仕事を
いかに工場生産できるか。
または、
属人化する仕事を
縮小していくか。
この辺りが、
自分との対話を繰り返す
必要があります。
仮説と検証による
小さな決断の連続。
仮説を立てるには、
外部からの情報など
勉強も必要だったり。
そう考えると、
最終的にはやはり
時間との戦いなんですよね。
常に考えている奴には
勝てない。
が、
考えているだけでは
勝てない。
考えなくてはならない!
と思った時点で
すでに遅いかも知れない。
人は、
見たモノ聞いたモノ
やってきた事でしか
考える事はできません。
なので、
私は、身近にいる
結果を出した人の
思考と行動が最も勉強に
なるなと感じています。
この3日間も友人の紹介で
東京からのお客さんと
濃い時間を過ごしています。
1つひとつの行動に
なるほどなと思う事が
多々あるのです。
そんな小さな発見を
拾い集めるゲームなのかも
知れません。
同時に、
例えば「孫正義」シリーズの
本を全て読破するとか、
経営者にフォーカスした
学びも良いなと感じています。
他社やその社長を言動を
「見る」ことで得られる
物事は大きいと思いました。
逆に「見られている」という
意識も必要。
そうなるとカモフラージュ戦略も
必要かも知れませんね。
この辺りはまた
別の機会に書きたいと思います。
ありがとうございました。