【小説】月の糸(あらすじと作品紹介)
あらすじ
主人公の智也は年子の弟と仲良く暮らす普通の大学生だったが、ある日、医師から血液のがんに罹患していることを宣告される。
治療を受けることになった智也は、家族に支えられ、個性的な同世代の患者たちとも出会いながら、闘病生活を乗り越えていく。しかし、病気を克服したにも関わらず、智也は生きることに前向きになることができずにいた。
〈死ぬ〉とはどういうことなのか、そして〈生きること〉とは何なのか、智也は病気や周囲の人々との関わりの中で自分の運命を見つめ直す。
小説『月の糸』について
はじめまして、三浦さかなと申します。
小説を書くのが好きで、ちょこちょこ書いては公募に出してみたりしています。
今回タイトルに掲げた『月の糸』という小説も、メフィスト賞の2023年上期分に応募させていただきました。
結果は残念でしたが、印象に残った作品にあげていただくことができました。
誰かの感想が欲しくて公募に出し始めたので、今回もコメントをいただけて本当に嬉しかったです。これからの創作に生かして行きたいと思います。
この小説は、書きたいテーマや内容が浮かんできてから具体的な形になるまでに割と時間がかかりました。書き始める決心がなかなかつかなかったのです。
実際に書いている間にも、何度も立ち止まりそうになりました。
それでも、この物語を書ききって折り合いをつけなければ先には進めないだろうという思いがずっとあって、同時に主人公の智也を早く救ってやらなければという気持ちもありながら書き進めました。
最終的には、なんとか自分の納得のいくところまで書き切れて、公募に出すという目標も達成できました。
書いてよかったな、と今は素直に思っています。
せっかくだからnoteに置いておこう、と思い立ちこの記事を書いています。
近いうちに小説『月の糸』を投稿していきますので、興味を持っていただけた方は読んでみてやってください。
全部で8万字くらいです。分割して1日1話ずつ、全10話程度で投稿する予定です。
(10/1追記:全12話になりました。)
それではどうぞ、よろしくお願いします。
本編
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