シェア
三浦 さかな
2022年12月2日 12:18
約19,000字第29回電撃小説大賞で三次通過(四次選考で落選)した物語です。書いている間、自分自身がずーっと楽しくてわくわくした思い出の小説です🌌 ★ 土曜日の午後二時。あの頃よく通っていた定食屋で、一人テレビを眺めている。 入り口以外に窓がないからか、店内全体が日陰に入っているように薄暗い。昼時の混雑も終わり、客の姿はまばらで、厨房からは食器を洗う音が聞こえてくる。