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まだ見ぬ果物の世界

見た目はグレープフルーツ。
味はオレンジ。
その名も、ジャクソンフルーツ。


聞き慣れない果物が売っていた。
なんでも、ジャクソンフルーツというらしい。
名前から想像するに、ムーンウォークやらゼログラビティをする果物かと思うだろう。
しかし、それはミスリード。
ある意味、想像を超えるという意味では合っているかもしれないが。

ジャクソンフルーツは南アフリカ原産の柑橘類。
見た目は小ぶりなグレープフルーツである。
ただ、グレープフルーツよりも皮が薄く、手でも剥けるらしい。

また、味も少しグレープフルーツとは異なる。
一般的なグレープフルーツは甘味を感じつつも酸味や苦味も感じる、どことなく大人な味だ。
しかし、ジャクソンフルーツは甘さがやや突出しており、酸味や苦味は抑えられている。
どちらかというと、オレンジのような味わいである。
グレープフルーツと思って食べると、いい意味で予想を裏切られるだろう。

自分はグレープフルーツの苦味が好きであるが、ジャクソンフルーツの甘味に特化した味もこれはこれで美味しい。
店頭で見かけたら、またリピートしたい。

世の中には数えきれないくらいの果物がある。
そのうちスーパーでよく見かけるラインナップは限られている。
きっと、まだ見ぬ美味しい果物もたくさんあるのだろう。
見慣れない顔を見つけたら、ぜひチャレンジしたい。


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