楽しむ過程が多い趣味とは
手先が器用だと何かといいことがある。
得もするし楽しめるし。
最近買ったジャンク品のレンズ。
レンズ自体は綺麗だがフォーカスリングが動かない。
さて、どうにかしなければ。
自分でどうにか治せないかと色々調べている。
原因は特定できていないが、
レンズ内部の部品が外れて、フォーカスリングの機構に引っかかっていると予想している。
なぜこのように予想しているか。
「レンズ 修理」や「レンズ 分解」
などで検索すると、修理しているサイトや動画が多数出てくる。
その中には今回買ったジャンク品と挙動が似ているものもある。
そこまで安直ではないと思うが、
可能性としてはあるんじゃないだろうか。
仮にそうじゃなくとも焦る必要はない。
世の中には偉大な先人達がたくさんいる。
ありがたいことに彼らはWeb上に記録を残してくれている。
このご時世、大抵のことは調べれば出てくる。
レンズをクリーニングしたり修理する人も多い。
そういう人の動画を見ると、
手先の技術はもちろんのことながら、知識も素晴らしい。
そんな方法で修理するのか!
と思うような手法も出てきたりして、
その工程を見るだけでも楽しめた。
何より、楽しそうにレンズをいじっているのである。
分解していきながら故障や不具合の原因を探っていく。
ここが原因じゃないならあの箇所かな?
そうやってレンズが治っていく。
こういう方々はレンズをお買い得に手にいれることが目的というより、レンズを修理する過程が目的なのではないだろうか。
安く仕入れて、修理の過程を楽しめて、修理したレンズで撮影を楽しむ。
こんなに楽しめる趣味はないのではなかろうか。
この境地に達するためにも、
少しずつレンズ修理の準備を進めていきたい。