塩コショウ時々鍋振り
最近は料理をする機会が増えた。
まさかの休職に入り、
お家にいる時間が増えたからだ。
料理の経験はどうかというと、
社会人になってからはあまりしていなかった。
ありがたいことに基本的に妻が作ってくれるので、
休日にたまにやる程度だった。
しかし学生時代は毎日のようにやっていた。
自発的というよりかは、
親元を離れて一人暮らしだったので、
自分で用意するしかなかった。
作るものというと、
適当に買った安い肉と、
適当に切った適当な野菜と、
適当に準備した調味料を適当に入れ、
適当な時間加熱した、
炒め物が多かった。
男子大学生が作りそうな料理そのものである。
味付けとしては醤油ベースがほとんどだった。
とりあえずしょっぱくしとけば美味しい。
そんな簡単な味覚の持ち主である。
醤油味こそ正義。
そんな風に思っていたようだ。
今も基本的にはグルメな舌でないことに変わりはない。
ただ、ベースの味を塩コショウですることにハマった。
野菜炒め
焼きうどん
最近作ったこれらの料理だが、
塩コショウを振り振りして、
鍋も振り振りした。
それだけでそれっぽい味がつくし、
見た目も料理してる感が出る。
ポテトサラダを作ったときも、
適当にマヨネーズを入れただけでは微妙だったが、
ひとたび塩コショウをするだけで、
それっぽい味になった気がした。
塩コショウって偉大な調味料だと感心している。
なんか味にメリハリがつくというか、
ただ調理したものが料理になる気がする。
何味が好きですかと聞かれたら、
今は塩コショウ味ですと即答するだろう。
魔法の粉、
塩コショウ。
料理初心者の強い味方である。
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